戦争とスポーツ

2022-2-26

 早いものでという表現がいつも当てはまる2月も、既にこの週末が最後の週末です。
毎年の事ながら「早いですね」と思う反面、まん延防止処置が適用されて1か月になるけれど、まだあと1週間ほど我慢の日々に流石に「そろそろ我慢できない」という人も居らっしゃるんじゃないでしょうか?。かく言う私もその一人ですが・・・。
 さて、ロシアのウクライナ侵攻は様々なところに影響が出てき始めるようです。
何といっても、戦争、紛争が起きると、石油の値段と金が値上がりするのは歴史で習ってきた事象。
金は我々庶民にはそれほど大きな影響はないと思われるけど、石油、ガソリンの値上がりは非常に困るもの。
政府は早速ガソリンなどへの補助を1リットル当たり25円にするとしたそうだけど、つまりは税金の投入になるとすれば結局は国民の負担に変わりない。
もちろんこの素早い処置はありがたいけど、ガソリンはこのところ高すぎますね。もっともいつまでもガソリン頼りの世の中が悪いとも言えますが・・・。
ロシアの行う事が、世界中の人々の生活を脅かすことにプーチンさんはもっと理解してもらいたい。
 そして、国内の論評で「経済制裁や平和的交渉ではロシアを、プーチン大統領を止められない。」てな風潮が出てき始めたのには懸念します。
元々アメリカ・バイデン大統領がウクライナには米軍は派兵しない事を早々に公言してしまった事が、プーチン大統領をその気にさせた要因とも言われ、欧州各国も簡単には派兵できないだろうというロシア側の読みがこうした事態を生んだとされる。
つまり、軍事介入が唯一の手段みたいな論調が、世界中から、特に日本から出ることは恐ろしい事。
特に我が国は、他国に対して攻撃は出来ないし、してはならない平和国家。ここは過激な発言は控えていただきたい。
 それは当然の事と思いますが、スポーツ界でも残念ながら世界中にいろんな事象が出てしまっています。
まずはパラリンピックが開幕直前である事。更に、北京五輪は終わったけど、冬季スポーツのW杯はまだまだ連戦続き。
これらにボイコットや欠場の選手が続出する様子で、平和の祭典やスポーツ界からすれば当然の抗議でしょう。
大坂なおみ選手がまた発信しています。彼女は本当にこうした事象に敏感で、常に心を痛めている事に敬意を感じます。が、心配し過ぎの感も無くはありません。
いや、ウクライナへの侵攻は大変心配ですけれど、我々にできる事は残念ながら限られます。
プーチン大統領が世界から孤立し、ある種追い込まれる事も考えられなくはありません。
長く今の地位に居て、もしかしたら思いのままという事ならば、もう少し考え直した方が良いですよと言いたいですが・・・。皆そう思っていますよね。
さてさてこの苦難の日が、早く終結して欲しいけど、何よりウクライナ国民の安否が心配です。

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