昨日触れた女子プロレスラーの訃報に関するＳＮＳでの誹謗中傷を防ぐため、政府も動き出したそうだ。
ＳＮＳ上での悪意のある投稿に対し、投稿者を特定し、損害賠償請求などを行いやすくするなど、被害者を救済するための法整備を始めるそうだ。
しかし、韓国でも以前から芸能人に対するヘイトスピーチによる芸能人の自殺多発などの問題で、本人実名制度などを取ったけど、過度な規制による違憲などの判断がなされて廃止された事があるそうで、日本でも個人のプライバシーや人権を尊重する憲法の下では規制は難しいとされる。
でも、極端で過激な誹謗中傷はやはり取り締まられるべきだと思うもの。是非政府には法改正にて被害者を無くす方策を立てて欲しいものです。
　さて、新型コロナ禍から少しずつ脱しようとする動きの世界のスポーツ界。
日本でもプロ野球が６月１９日開幕となりそうで、Ｊリーグも再開に向けて準備が進められているそうだ。
　そんな中、国民にも新しい生活様式が求められると同様に、サッカーやラグビーでも感染防止のためにルールが変えられるところもありそうとか。
まあ、直接的に主たるルールを変更するのでなく、今までの習慣や普通にやってきた行為を規制しようというものらしいけど。
まずはサッカー。入場時に検温は勿論、観客動員が許されてもスタジアム入場人数は制限。
テクニカルエリアに立つウォーミングアップ中の選手と監督、審判を除くすべての人にマスクの着用を義務付ける。
入場時のエスコートキッズは無し。ベンチでは１席ずつ空けて座るなど。更に、試合前の集合写真も禁止。
まあ、この辺りは常識的と思うけど、面白いと言っては失礼だが、試合中のドリンクボトル。実はこれは今までも「平気なんだ」と感じていたものだけど、サッカー選手って試合中に給水の為にドリンクボトルを回し飲みするんだよね。ごく当たり前に。
これが実は禁止になるそうで、選手はそれぞれマイボトルをピッチ周辺に置くことになるそうだ。
マラソンの給水地点に各選手が旗など見つけやすい工夫をして置くマイボトルと同じような事らしい。
ピッチは広いから、１人の選手が４箇所くらいに置くことになりそうで、ゴールキーパーは近くに置けば良いけど、他の選手のそれは、両チーム合わせると１２０本にもなる計算とか。
サッカーの試合では、ピッチの周りに１２０本の各選手のマイボトルが並ぶ事になる。そんな光景ちょっと想像できないが・・・。
ボールの消毒や風呂やサウナの使用は禁止。これは現在、この辺りのゴルフ場も同じだから当然か。
　ラグビーでは、スクラムの組み直し禁止なんてルールが誕生するらしい。
ラグビーといえばまずはスクラム。セットプレーに欠かせないスクラムは文字通り「スクラム組んで」というように、濃厚接触行為であることは間違いない。
試合では反則がなくてもスクラムが崩れて「スクラムアゲイン」となるが、これが接触時間を長くするからなるべくアゲインしないように審判が決めるらしい。
また、これはどの競技にも言えるけど、唾を吐く行為の禁止。これはかつて野球でも問題になった事だけど、外国人選手に多いというのが定説だったけど、近年は日本人選手も行う人が多いのか？。とにかくこれはコロナと関係なく止めて欲しいよね。
　このように、スポーツの世界も新ルールの下で試合が行われる模様。中には「この際良い事」と思われる事もありそうだから、新型コロナのせいにして大きなルール変更なんてのはどうでしょうか？。