コロナで中止の実態

2020-5-15

 昨日夕方、安倍首相が記者会見し長野県を含む39の県の新型コロナ緊急事態宣言の解除を発表しました。
それを受け、長野県も今後の対応が示されるそうで、今週末、あるいは来週からとりあえず緊急事態は解除の見込みです。
しかし、長野県知事は「ステイ信州」を唱え、県境を越えての移動を自粛するように発言しているそうです。
我県ばかりでなく、他県の多くが都会からの人の移動による感染拡大がその経路と思われる事象がほとんどで、まずは都会への移動自制を心掛けねばなりません。
長野県の場合、東京は日帰り出張も可能な地域の為、仕事で東京や関東方面に出張する人もかなり多いと思われます。中京圏も同様です。
しかし、この事情により東京などへの出張を控え、それこそテレワークでお仕事をして頂く事をお願いしたいもの。
ただ、我々のような建設業者は、現地で建築物などモノを造って来なければならない人が多いため、県を跨いでの受注をされている方々のご労苦は感じるところです。
東京の現場へうっかり行ってしまい、帰宅後は2週間外出できない事象では、どうにもなりませんが今はそうするしかありません。越県には注意が必要です。
 さて、早いところでは昨日から、多くは今週末や来週月曜日から営業再開されるであろうデパートや飲食店。
客の方が外出自粛生活に慣れてしまい、はたして元の賑やかさに戻れるのかお店側も客も不安だとお察しします。
私とて、誰とどのような形で飲みに行ったらいいのか悩む状態です。
さて、この新型コロナ禍で様々な行事やイベントが中止や延期になりました。
多くの人が集まるイベントの中止は当然ですが、正直、中には「えっ!それまで中止するの?」と思える事も無くはありません。
今、我社が加入する団体や業界団体は新年度総会の真っ盛り。しかし中止が相次ぎ、議案は全て書面決議で、送られてきた書類に目を通し、押印して送り返すというものばかりです。
総会の後の懇親会がセットという団体が多いから、全て中止は飲食店にとってはやはり痛手でしょう。
中にはテイクアウトで折を持ち帰りという気の利いたところもありますが、それはともかく・・・。
 どうなんでしょう?と思うもの。道路清掃作業やゴミ、空き缶拾い。集会施設の清掃も周辺だけで建物内はしなくて良いそうな。
その他、三密とはそれほど思えないものも中止が相次ぐご時世。まあ、この際集まりは止めましょうってところですが、言い方悪いがそれを根拠に「やらなくてすませちゃえ」があってはならぬ事でしょうが・・・。

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