五輪スポンサー撤退
2024-10-4
秋もだんだん「らしく」なってきて、猛暑、酷暑は流石になくなった宮田村。
秋雨前線と思われる影響で、昨日から雨が降り始め、気温も徐々に下がって秋の気配が色濃くなってきました。
我村の最大の観光資源である中央アルプス駒ケ岳は、今が紅葉の季節ですが、今年も千畳敷カールはやや色がさめた状況とか。
何年か前に丁度その日に素晴らしい紅葉が見えた時が嘘のように、今年もちょっと残念かな?との情報もあります。
さて、そんな秋の最中、国は石破内閣誕生で盛り上がるのかと思ったら、閣僚人事や裏金問題で何となくトーンダウン。
衆議院の解散が迫る中、野党はこれを猛烈に批判しています。
確かに思ったほど支持率が上がっていないのは気になりますね。でも、議員の各陣営は衆議院選に向けて急ピッチで準備を始めている陣営が多いようです。
ところで話題はガラリと変えますが、昨日、日本の大手タイヤメーカーが五輪のスポンサーから降りる事が報じられ、これにより日本の自動車メーカーや電機メーカーを含めた3社が五輪の最高スポンサーから降りる事になったとか。
近年の五輪は商業主義が著しく、東京五輪でも汚職疑惑騒動が起きたそうですから、五輪の運営、IOCへの不信感は拭えない状況とか。
また、現地で「それしか飲めない、使えない」飲料水やカードと違い、車や家電はそこで購入される訳じゃないから会場広告のメリットは少ないとされる。
したがって日本の3社にとってはメリットが少なく、莫大な広告料は効果が薄いとするのは分からない事じゃない。
更に、昔から言われるIOC委員への過剰な接待やロビー活動の莫大な予算を考えると、果たして五輪は誰の為に開催するのか疑問を持つことも。
開催国が違っても、スポンサー国の時間に合わせた試合時間の設定は、選手のコンディションより優先される事も多いとか。
パリ五輪でも、米国で人気のバレーボールは現地では早朝に開催、アメリカではゴールデンタイムとか。
東アジアの日本は早朝や深夜の試合が多かったが、選手はもっと大変だったのでは?。
などなど、いろんな事情があるそうだけど、少しはIOCも考えるのか、それとも他国企業がその穴埋めをするのか。
どちらにしても、選手ファーストの五輪を心がけて貰いたいけど・・・運営側ファーストの印象は拭えないですかね。