能登半島地震から1か月
2024-1-31
早いもので今日は1月31日。令和6年が始まって早くも1か月が経ちました。
そして何より元旦に突然起きた能登半島地震から既に1か月経ったというのも、実感というよりもう1か月も経ってしまったのか・・・という思いの方が強いでしょうか。
この間、現地では各地から支援の手が差し伸べられ、消防や自衛隊が賢明の捜索や復旧活動を行っているそうですが、何分にも巨大地震の爪痕は深く、未だに行へ不明者もいれば道路や家屋の倒壊個所にも手が付けられない状況もあるようです。
先日の日曜日朝の恒例のテレビニュース番組では、日本が1か月も経ってこんなくらいにしか地震に対応できない事への批判みたいな発言もあったと思いますが、それほどこの地震は大きく、被害も甚大で、ある意味日本の国力を削ぐ事態だと認識したほうがいいと思うほどです。
現地に支援にいかれた方の話を横伝いに聞けば、現地では道路の復旧、通行を優先するため、倒壊した家屋が道路にはみ出している場合、重機で押し込み、道を空けて進むのを住民が呆然と見ている姿もあるそうです。
倒壊してしまったとはいえ、自宅がこんな風に押しのけられるのを見ている姿はいたたまれないそうです。
被災地以外の方々でも、もし自宅がそんな風にただの粗大ごみみたいに使われたらどんな思いをする事でしょうか。
これは一例ですが、それくらい巨大地震の被害は凄いという事だと思います。
1000年に一度という能登半島の地震だそうですが、地形が変わってしまった港や海沿いの地方の今後の復興にも相当時間がかかるものと思われます。
また、やはり一番の懸念は道路や上下水道などライフラインの寸断です。
仮復旧で水道の給水が始められるのも3月末頃までかかるそうで、本復旧となれば何年も先とも考えられます。
くしくも昨日は国会で首相の所信表明演説があり、政治と金の問題ばかりが追及されているように言えますが、何と言ってもお国の一大事は今年は能登半島です。
少しでも早く、住民の皆さんが元に近い暮らしが出来るようにすることが肝要かと思います。
暗い1月が終わりました。来月は復興はともかく、少しは明るい話題も欲しいですね。
サッカー日本代表に期待しましょうか。