１２月の第２金曜日と言えば忘年会シーズンの最盛期でしょうか。
今夜の夜の街がどんな様子になるのか少々興味ですが、残念ながら私は出かける予定がありません。
新型コロナ対策だけはしっかり行って欲しいものです。
　さて、国が１８歳以下の子供への現金やクーポン券での１０万円の給付が迷走しています。
政府は年末までに半分の５万円を急ぎ給付しようと、各自治体に補正予算を投げかけ、宮田村でも１７００人強分の補正予算が計上されるそうです。
まだ議会の議決がなされていませんので滅多な事は言えないのかもしれませんが、この１０万円をめぐっては、地方の対応と混乱は徐々に広がっているようです。
そもそも先の衆議院選では、自民党はこの給付金には公約として触れていませんでしたが、連立を組む公明党が公約として大きな声を上げていましたから、岸田内閣としてはやらざるを得ないかと。
しかし、１８歳以下のところから、所得制限などいろんな問題が出てきて、いわゆる「バラマキ政策」への批判も重なり迷走を始めました。
結局５万円は現金で即刻給付し、残りの５万円分を新入学シーズンに合わせてという目論見かと思いますが、昨日も触れたように「現金では貯蓄されてしまう」との判断などから当初はマイナンバーカードを絡めてポイント還元を言い出し、まだ普及が進んでいない状況からなのかクーポンで配布を持ち出した。
ところがこのクーポン配布に９００億円以上の手数料など予算がかかる事がわかり、国民などから反発が出たのは既につぶやいた通り。
昨日は長野県内各市の市長さんがコメントを発したそうで、どなたも政府の案がしっかり決まらない事への不満と、手数料など余分な予算がかかる事を批判。
自治体によっては、後から出る５万円を他から立て替えて、先に１０万円の現金支給をしてしまおうという自治体もあるそうな。
う～～ん、ここは各自治体の懐具合も含めて難しいところだけど、クーポン券で給付の効果はどうなんでしょうか？。
地元商店しか使えないクーポンは、本当に欲しい物を買えないとのご意見もあります。
いずれにしても、政府には早く方針を決めて動かないと、支給がどんどん遅れるだけとの見方もあります。
こんなところで躓かないで、さっさと決めちゃいましょうよ。岸田さん！