今日は山の日の振替休日ですが、生憎の台風接近で雨降りの宮田村です。
　さて、先月末から１７日間に亘り熱戦が繰り広げられた東京五輪が、昨晩閉会式を行い閉会しました。
何といっても新型コロナ禍での大会は、開幕ギリギリまで開催が危ぶまれ、最後まで反対する抗議の声が止まない中で、ほぼすべての競技が無観客という形で行われましたが、どうやら無事に閉会というところでしょうか。
この間、日本選手の大活躍もあり、日本中が大変な盛り上がりになり、五輪の素晴らしさを改めて感じた人も多いと思われます。
もちろん私もその一人で、何よりその原因は日本選手のメダルラッシュでありました。
大会前から日本選手団の目標は「金メダル３０個」と言われていましたが、まずそれは無理だろうと思っていましたが、終わってみれば金メダルが２７個。メダル総数５８個という史上最多数を記録。
新型コロナ禍で、諸外国の事情もあったでしょうが、まずは日本選手の大活躍が目立った大会です。
　序盤は柔道やソフトボールなど、日本のお家芸と言われる競技や、復活した競技で金メダルが取れて勢いづいたと思われます。
競泳とバトミントン、テニスなどがもう少しメダルが取れたのでは？と思うところですが、そこが五輪で勝つことの難しさだと思われます。
　終盤も、レスリングや空手、そして野球の侍ジャパンが悲願の金メダルを獲得。決勝戦はアメリカ戦で良かった、韓国でなくて良かったという人も居るけど、どちらが来ても大接戦だったと思われます。
正直、現役大リーガーが居ない各国の選手層は、やや物足りない感じもしますが、それでも世界の強豪国の代表選手の戦い。日本はよく頑張ったと思います。
勝因は投手陣。若い投手が先発に抑えに、非常に頑張ったという印象です。もちろん野手の活躍は当然ですが。
　ゴルフの松山は終盤に短いパットを３つほど外し、女子の稲見は銀メダルは取れたけど、最後のバンカーに打ち込んだ１打が悔やまれる。どちらも金メダルのチャンスはあったと思います。
期待したサッカーの男子もメダルに届かず。まだまだ世界のサッカーの歴史の中心に至るにはもう少し時間が必要なんでしょうか。
　昨日の最終日のマラソンも、大迫選手や中村、服部の３選手は頑張りましたが、ケニアの王者キプチョゲは異次元の強さでした。本当に人間か？と思うくらいです。
大迫も頑張りましたが、終盤の頑張りは見事でしたが、もう少し首位グループについていければ・・・との感想ですが、一杯一杯だったのでしょう。
他の２選手は、スタートに至るまでに準備が思うように出来なかったとか。怪我など、やはり順調にこの大会を迎えられないと苦しいというのは、大阪なおみ選手や松山英樹選手を見ても、残念ながら言えるようで、それだけ五輪の舞台の難しさを表しています。
　総じて感動の東京２０２０五輪でしたが、選手の頑張りと、スタッフのおもてなしの素晴らしさを海外メディアが報じているそうで、海外からの評価も高いと信じています。
　一方で、国内のメディアや開催に反対する人たちの絶えぬ声は残念ながら最後まで、いや、今も続いています。
そして、新型コロナ感染拡大を防ごうという政府や自治体の言う事を聞かず、外出したり夜の街に出かける人は増える一方。
「五輪をやっているんだから、自分たちも出かけて良いだろう」は、違うと思いますよ。
これから暫くは、マスコミや評論家の皆さんがいろんなことを好きなように言う事と思います。
でも、私はこの五輪はやってよかったと思うし、このコロナ禍で、世界中のどこも出来ない、日本しか出来ない大会で、東京で良かったんじゃないか？他なら出来なかったんじゃないか？と思っています。
勿論、国民の反発は根深く、菅内閣の支持率は落ち込む一方です。新型コロナの感染者数は増える一方で、デルタ株の恐ろしさを感じます。
しかし、マスコミがすべてそれらを誘導する報道をしているのもありますし、新型コロナ拡大と五輪が本当に関係があるのか？は疑問に思っています。
五輪が無くても、もはや国民の我慢が限界なのは確かで、繁華街が賑わってしまうのは、五輪が中止でも起きた事象と思われ、むしろテレビで選手の応援をする人が増え、視聴率が上がった事は拡大を少し抑えたのでは？とも思います。
そして、更にこの後、東京パラリンピックが開幕します。
これもマスコミは同様に開催反対を大声で報じるんでしょうか？。少しニアンスが変わる気もしますが・・・。
いずれにしても、まだまだ感動と興奮が収まらぬ今日の休日です。