昨晩のサッカー日本代表対スペインの試合は、埼玉スタジアムで行われましたが、実はこの試合のチケットを持っている人が身近にいて大変残念がっています。
　今にして思えば、２年前に彼が「オリンピックのサッカーのチケットが当たった」と話してくれたのを思い出します。
その時は、羨ましさと共に、高額なチケットに唖然とし、しかも準決勝の埼玉スタジアムとのことで、日本戦の可能性は非常に低いだろうと正直思っていました。
彼曰く「埼玉スタジアムはサッカー専用グラウンドなので、観客席からピッチが近いから横浜より良い」との事で、この準決勝のチケットを求めたんだとか。
残念ながら今五輪は無観客になり、チケットは払い戻しになるそうだけど、その試合に登場したのがなんと我らが日本代表。
しかも相手がスペインとくれば、サッカーファンにはたまらない好カード。
実は彼と昨夜は前半だけテレビで一緒に観戦。「本来ならあそこに居られたはずなのに」と残念がる彼でありました。
　さて、そのサッカー男子準決勝、日本対スペイン戦。
大会前に強化試合で対戦し、１－１の引き分けになった事で俄然日本の実力が評価され、その勢いでここまで勝ち上がってきた日本。
一方のスペインは優勝候補らしく順当に勝ち進んできた様子。
試合はスペインが圧倒的にボールを支配し支配率は７割近くという中、日本も少ないチャンスを活かして得点を狙うけど、準々決勝は無得点でやや得点力が落ちてきたかな？と。
それでも前半は０－０で後半もなかなか両チームに得点が無い中、ゴールエリアでキャプテン吉田が痛恨のＰＫを献上。
しかし、ＶＡＲでこれがノーファウルと判定が覆り、何と吉田と審判がグータッチするという珍しい光景が。
これがＳＮＳでは大反響だそうな。
しかし結局両チーム得点できずに延長戦に突入。
ここで疲れの見えるエース・久保と堂安がベンチに下がり、フレッシュな選手が走り回るがなかなか得点は出来ない。
そして延長後半。ついに相手のシュートが日本のゴールに突き刺さり、日本の反撃も及ばず０－１で日本の敗戦。無敵艦隊・スペインはやはり強かった。
それでも日本もよく頑張ったし、近年の世界の大会で、五輪だから選手層はやや落ちるとは言われるけど、日本代表はよく頑張っています。
まだ３位決定戦があり、悲願のメダル獲得のチャンスは十分にあります。
埼玉で見られなかった人の無念さも含め、日本代表の最終戦には期待したいですね。
　その他、バレーボールも昨日で敗退し、東京五輪の戦いを終えました。
日頃からテレビでおなじみのサッカーやバレーボールは、日本では人気のスポーツ。これからももっと強くなって、次のパリ五輪ではメダル争いできるくらいのチームに成って欲しいもの。
それだけに、まずは今後大会の３位決定戦が大事です。