ワクチンパスポート
2021-7-12
梅雨も終盤と思える今日この頃ですが、以前つぶやいたように、梅雨入り直前と梅雨明け間近には雷と急な雷雨がある事は昔から感じてきた事です。
しかし、近年はその雷雨が、線状降水帯なる現象になり、同じところで長い時間大量の雨を降らせ、大きいな災害になるという現象が増えています。
地球温暖化がもたらす一つの現象でしょうが、過去にはなかった事なので十分な注意が必要です。
昨日も九州地方などでこの線状降水帯が発生し、大雨が降った地域があるそうです。昨年に引き続きという地域もあるそうで、本当にお気の毒です。
被災地には心よりお見舞い申し上げます。
それにしても、熱海市の捜索の様子がテレビで映されますが、現地の苦難が本当に伝わってきます。
ドロドロの泥を手ですくい、その度にスコップに付く泥を落とす作業は体力的に非常にきついものと思われます。
また、先の見えないこういう作業は精神的にも厳しいものがあり、作業にあたる方の心身ともに健康も懸念される時期になりました。
我長野県からも現地に応援に向かう消防の方々も居るようですが、何分にも狭い地域で重機も使えず、手作業による捜索は困難です。頑張ってくださいとしか言いようがありません。
更に、現地は上流にまだ堆積した土砂が残り、土石流が再び起きる可能性も高いそうです。くれぐれも二次災害には注意して欲しいものです。
さて、昨日のテレビの報道番組や、日曜日恒例の政治討論番組で、相変わらず新型ワクチンの政府の対策への不満がどんどん出たそうで、これに答える政府や与党の関係者の発言にあまり説得力がないそうです。
その最大の原因がワクチン接種が順調に行われてきたかと思いきや、ようやく進み始めた途端にワクチンが足りないと言い出し、各自治体から「はしごを外された」と批判を浴びている事でしょう。
ワクチン対策は我が国の最大の失敗で、自国で開発・生産が出来ない事が、すべて悪い方向に進ませる原因の根底にあると思っています。
かくなる上は、せめて治療薬で後れを取ることなく、いや、先んじて開発・生産できればワクチン後進国の汚名を返上し、諸外国にも大きな顔で支援できるはず。
自国の国民の分も確保できないのに、海外に支援・提供するとはどういうことなのか?。素朴な疑問です。
ところで私、先週後半に1回目のワクチン接種を受けました。
心配した副反応は、接種翌日に肩が痛かったけど、腕が上がらないというほどの事は無く、平常の生活を行いました。
しかし、3日目の好天下に外で日光を浴びながら過ごしたら、日焼けと共に非常な疲れを感じ、だるさを感じたものです。
熱中症に近い症状でワクチンのせいなのか、慣れない好天下で直射日光を浴びたのが悪いのかは不明です。熱は一瞬微熱が出たようですが、薬を飲むことなく直ぐに平常に戻りました。
世間の噂を聞くと、2回目の接種後には様々な症状が出るそうです。とりあえず検温だけは小まめにしようと思います。
そこで問題はワクチンパスポートの話。
昨日も官房長官が我国でもワクチンパスポートの発行を明言したそうですが、私はパスポートと言っても、国内でも証明して、例えばいろんなところに入れるとか、行けるようにした方が良いと考えるものです。
もちろん、ワクチン接種を拒む人はともかく、事情でワクチン接種できない人も居ますから、PCR検査との両立が必要ですが、少なくともワクチンを接種せず、検査も受けずに歩き回る方への注意喚起も含め、必要だと思うものです。
もちろんワクチン接種で感染しない訳ではありませんが、確率が下がるのは既に実証済み。
ワクチン接種が追いつかない中、若い世代が夜の街にどんどん出て感染が拡大している今の都会の様子を見ると、我々が県外に出ていくためには何かしら安心できるものが欲しいとは思うもの。
店頭に「ワクチンパスポートを見せて下さい」と書いてあれば、見せられる人は安心だと思うのです。
強制とか、差別とかとは違う次元で考えたいのですが、残念ながらそれだと言われちゃうんでしょうかね。