馬車馬とワークライフバランス

2025-10-7

 昨日の夕方、速報で今年のノーベル生理学・医学賞に日本の坂口志文大阪大特任教授が受賞したと報道され、昨年の平和賞に続く日本人の受賞に歓喜でした。
前日のテレビ番組で、今年も日本人のノーベル賞候補者が大勢いると報じていた矢先、翌日の吉報に感心したものです。
ノーベル賞受賞はいろんな分野に亘りますから、まだまだ別の分野にも候補者が揃うとか。
別に差別をするつもりはないけど、日本人には優秀な方がいると感激するばかりです。
 さて、そんな日本が低迷してきた原因の一つは政治力にもあるのかもと思っちゃいますが、高市自民党新総裁がいよいよ人事を決めるそうです。
ただ、やはり論功行賞とは言いませんが、総裁選出の原動力になった麻生派の方を登用する方向だそうで、まあ、政治の世界はこれは仕方がないのかな?とは。
私などが高市さんの人事に物言える立場じゃないけど、小林さんや茂木さん、そして小泉、林の総裁選を争った候補者には重役を担ってもらうべきだと。
さらに言えば、大変危険だと思うのは旧安部派の裏金事件や旧統一教会がらみで批判された方を重用すること。
これはすでにネット上や各種調査でも7割以上の方が反対し、野党はこの人事に付け込んで批判を高める可能性は大。
自民党支持者の人でも、これには反対すると思う。もちろん高市さんと近く、論客であることはわかるけど、裏金問題などは今日の自民党の体制を悪くした大本。
他に居ないのか?とも。
 ところで、高市さんが総裁に選ばれた第一声で「馬車馬のごとくすべての方に働いてもらう」とか「自身もワークライフバランスという言葉を捨てる」と発したことに、過労死を懸念する団体などが反発とか。
私たちが若かりし頃、また日本の高度成長はこの日本人の献身的な働きによってもたらされ、働かざる者食うべからずとまで言われた時代でした。
しかし、近年の日本は働き方改革が主流で、ワークライフバランスは必需といわれる社会です。
 こんなこと言うまでもないけど、残念ながら日本の国力低下はこの働き方改革にも関係ないとは言えない。と古い経営者は考えるかと。
したがって高市さんの頑張ろうとする姿はよく見えます。が、人事にはくれぐれもご用心ではないでしょうか。

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