田植えと米不足!?
2025-5-19
この週末は田植えを行い、その後の除草剤散布など、毎年の稲作作業を行いました。
土曜日が大雨の予想だった為、日にちを繰り上げての田植えとなりましたが、土曜日の大雨には少々参りました。
こうした様子が現在の宮田村では全村で見られますが、この米作りがまさか今の状況になろうとは正直思いませんでした。
というのも、今から何十年か前から、日本国内は米余りと言われ、宮田村でも米の作付け面積の調整が徐々になされてきました。
つまり米をあまりたくさん作ってはいけない状況で、いわゆる休耕田には補助金が付き、麦や蕎麦などの作物に転換がなされてきました。
宮田村はいわゆる有休農地というのが少なく、宮田方式という農地所有者が他の耕作者にお願いして農地を守ってもらっている成果はそれなりには出ています。
しかし、実際には作り手不足、担い手不足は顕著で、一部の耕作者の方々が沢山の圃場を借りて耕作してます。
それなのに、昨日の日曜討論でも地元出身の宮下代議士が野党の「口撃」に対抗していましたが、米の生産量が足りないという話は俄かに信じい難いところもあります。
米の価格が高い、下がらないのは、農家から消費者の手に渡るまでに多くの中間業者が居る事が原因であることは、日本の経済の仕組みを見れば分かります。
でも、物があるのか無いのか?ってところはよく分かりません。
もう何十年も生産調整してきたお米が、今になって足りないというのは、では過去の米は何処にあったのか?元々足りなかったのか?と。
誰かが買い占めている?とは思いたくないけど、やはり普通に思うところです。
今朝の朝刊では石破内閣の支持率はまたまた下降し、政権運営のレッドゾーンだそうです。
7月の参議員選に向けて、消費税一部廃止または税率修正論で構成をかける野党に対し、あくまで消費税には手を付けず、財源確保を主張する自民党。
さてさてこれから先の選挙戦はどちらに転ぶか微妙だけど、とにもかくにも物価高と米の問題はもっと分かりやすく見えるようにと願うものです。