昨日の日曜日は宮田村消防団の春季観閲式に出席し、消防団員の皆さんとの懇親会にも出席させて頂きました。
早朝からの訓練は、団員たちにとってはなかなか大変な事もあり、近年は本人は勿論、家族からも消防団の訓練への参加要請に疑問を呈する家庭もあるといご時世です。
したがって以前は半日訓練し、午後から観閲式という日程で行ってきましたが、新型コロナ以降は半日で観閲式まで済むように工夫されています。
聞けば、そのような事情から、朝、いきなり命じられた指揮や活動内容もあったそうですが、まさに日頃に訓練の成果というべきか、きちんと指揮をとっている団員ばかリでした。
全団員たちのきびきびとした動きは、誠に頼もしく、やはり宮田村の守り手として、消防団員は欠かせない存在だと改めて感じたものです。
昨日は展示訓練で規律、編成、救護、ラッパ等の訓練を披露してくれましたが、先の事情で規律訓練や小隊編成などに疑問の声もあるとかで、昨日は実戦的訓練として、部隊編成や分隊編成による役割分担の様子を披露していました。
消防団も警察も、団体行動のそれは昔の軍隊形式を教訓にしたものが今でも採用されており、中にはそれが苦になる人も居る蝶です。
そこで実戦的な編成により素早く、安全な行動ができる為の訓練の様子を見せてくれたという訳だそうです。
消防団を取りまく環境は非常に難しく、新入団員不足は相変わらずだそうです。
今も昔もそうでしたが、親が入団を拒否する家庭も多く、更に最近は都会化も進み、隣近所や地域のコミュニティが薄れ、地域の為に活動する、協働するという意識が薄れてきてしまったようです。
しかし、自治体や地域の安全安心の為には消防団の存在は欠かせません。
また、この組織ばかりは若い人にどうしても頼りたいところです。住民の皆さんのご理解を頂き、団員不足解消に繋げて欲しいものです。
そういう意味では、慰労会後の今も変わらぬ元気な団員たちの姿や、女性団員とて、飲酒はともかくとしても「楽しいです」と言って会話している姿にホッとしたり。
しかし、何時までもそれに付き合って相変わらず飲み歩く己の愚かさに反省するばかりです。