南海トラフ地震対策
2025-4-1
今日から令和7年度が始まります。
毎年正月と4月の年度初めは何かしら新たな気分になるものですが、今年も私の周辺はそれほど大きな変化はないものの、新たな年度に向けて何かしら対応をしていかねばと思うところです。
また、お役所や企業によっては配置換えもあり、新しい顔ぶれが並ぶところもありそれはそれで新鮮味がある事でしょう。
さて、今朝の新聞紙上では、南海トラフ地震の際の被害想定が見直された記事が載っています。
この地震は過去にも100~150年周期で起きており、これから30年以内に巨大地震が起きる確率は80%とされ、最も恐れられている地震です。
今回は2012年以来の被害想定の見直しだそうだけど、思ったほど対策が進まず、被災死亡者の予想が1割程度しか減らないとの事。
原因の大きなものとして、建物の耐震化が意外に進まない事だとも。
耐震化の必要性は勿論承知だけど、何分にも耐震化には巨額な費用がかかり、補助金も宮田村では1件に100万円だから、耐震工事の費用の一部にはなるけれどかかる費用が大きすぎます。
これを解消すればかなり生存率は上がると思われるけれど、費用や実際にどれくらいの揺れが来て、建物が持ちこたえられるのか?は分からない事もあります。
今回の発表では宮田村の震度は6弱とされ、前回とは変わらなかったそうだけど、実際に震度5以上の揺れを経験した事が無いので、その恐ろしさや以外の想像が出来ません。
東日本大震災の際、宮田村の震度は確か3~4だったと記憶しているので、震度6弱には耐えられないかな。
これからの対策のまずは第一に建物の耐震化だと思います。
次に上下水道や電力などのライフライン。これも寸断されれば生活が出来ません。
更に、土砂崩れ対策など、挙げればきりがありませんが、それくらい大地震への備えは大変で、建設業の出番は多々あると思うのですが現実は程遠い現状です。
心機一転、新年度は明るく過ごしたいものです。