物価の優等生も米も値上がり
2025-2-13
トランプ大統領の政策により関税がかけられる事に困惑の各国政府。
我日本も、先日せっかく日米首脳会談が行われ、成果があったとされる直後に関税の話が出てまたまたヤキモキ。
すぐさま日本の除外を申し出ているそうですが、首脳会談では出なかった話だそうだから何とも複雑な事。だました、騙されたとは思いたくないですけどね。
ところで、日本国内では目下物価上昇が激しく、庶民の暮らしは大変です。
中でも燃料と食料品の高騰によりダメージが大きく、どちらも日常無くてはならない物なので影響は大きそうです。
その食品で気になるのはまずは卵。
これは昔から物価の優等生なんて言われるほど、価格が安定していて、長年値段が上がらずにいる事で庶民の味方でした。
しかし、今年は鳥インフルエンザの流行で生産が減り、いよいよこれも高騰しているそうな。
また、キャベツや白菜も高値とか。こちらも生産量の減少が原因でしょうか。
病気や何らかの影響で生産量が落ち込み、価格が上がるのは野菜など農産物の仕方ない現実で、聞くところによると我村でもある生産物が不作と保存の事情で大損失なんて話も出ています。
しかし、米の高値は事情が違う気がしてなりません。
米は昭和の時代には非常に消費量も多く、必需品であったのにある時から消費量も減り、ガット・ウルグアイラウンドなる国際協定で輸入を強いられた結果、国内の水田は休耕を余儀なくされてきました。
思えば、休耕すれば補助金が貰えるみたいな政府の政策でここまで来ました。
ところが昨年くらいから俄かに米不足が始まり、実際にコメ売り場には米が並んでいないというお店が続出。
政府は秋の収穫が出来れば米不足は解消すると言ってきたが、ここにきてもう米不足が顕著とか。
あるニュース番組でこの様子を報じていたけれど、ついに政府は備蓄米を市場に放出するとの事。
でもあれだけ「米が余って仕方がない」と言ってきたのに、急に米不足は変でしょう。
やっぱり「誰かが大量に米を買い占め、または保有していて値段を吊り上げようとしているのでは?」というのは自然に思う事。
政府の備蓄米がどんな形で市場に出てくるのか分からないけれど、とりあえず仮に買い占めたりしている人が居るとすれば、その方々が高利益をむさぼらないようにして欲しいとも思っちゃう。
時代劇なら「越後屋、おぬしも悪よのう!」というセリフが定番。あっ、ちなみにどの時代劇でも越後屋さんが悪役なのは不思議だけど、やはり米どころ越後の問屋さんは儲け方が上手いのか???。
それはともかく、令和の米騒動なんてバカバカしい事です。
日本のお米が不足というのは、生産もしている自分にとっては信じ難い事であります。
本当の原因を知りたいところですね。