テレビ局の会見を見聞きして
2025-1-28
昨日は何と言ってもフジテレビの会見が大きな話題。
日頃は芸能やテレビ番組はあまり話題にしないけど、今回はマスコミ、しかも最も影響の大きいテレビ局の事なので少し取り上げます。
芸能人の仕業とそれを接待する営業ってのは、我々が知らないだけで昔からあった事だという人も居ます。
コンパニオンの代わりに女性アナや社員を飲み会などに参加させて接待のお手伝いをしてもらうてな事はありだったとか。
それはともかく、昨日の会見までにフジテレビの番組や放送中にCMが切り替わり、ACのそれになっているのは気になるところでした。
営業的に大変だろうと、こんな田舎人でも少し同情したくなるような事態です。
そして昨日の会見。
事前の役員会で社長と会長の辞任が決まったそうで、開始早々まずは謝罪と辞任の発表があり、その後の質疑に入ったそうな。
この会見、前回の大失敗を受けて人数や動画の制限は緩くし、時間も無制限だったのか、終わってみれば深夜の2時過ぎまで行っていたそうだから驚き。
但し、最初から事件当事者の女性Xとされる方の人権とプライバシーに考慮して、個人が特定されないようにとの事でしたから質問も難しいだろうと。
更に、ライブ中継でなく10分遅れで放映するルールだったとか。
そして始まった会見は、予想通り芸能記者だか新聞記者だか知らないが、怒涛の攻撃的質問と、何を聞き出したいのか分からない質問が飛びかう。
記者会見っていろんな質問が飛び交うものだろうし、今回はフジテレビも前回の反省からかなりいろいろ折れての会見だと思うけど、質問する側の質が問われるのも確か。
ましてや全国民に向けて放映している中で、何が気に入らないのか分からないけど、何を聞き出したいのか、何を言いたいのか分からないような質問をする記者が多く、これでは時間ばかりが経過するだろうと思ったら、案の定10時間以上に亘る会見になったとか。
これを見ていた国民からはSNS上でいろんな意見が飛び交ったそうだけど、総じて変な質問やしつこい記者に対する批判が多かったとか。
芸能記者の記者会見での質問風景はあまり良い印象がないけど、新聞やテレビの記者が揃ってもこの程度なんだと半ば呆れたもの。
ちなみに時折冷静にルールを守って質問し、雑音を咎める記者もいて、その記者の社のHPは絶賛する視聴者でパンクするほどだったとか。
そう言っちゃなんだけど、女性の声で訳分からない質問や、司会者がダメだと言っても聞かない質問者には嫌気も感じました。
社名を言っていたから、今度からその新聞や雑誌は読むのを止めようという人も居るかも。
てなわけで、大騒ぎのフジテレビの会見は今後も様々な事が報じられ、ネットやテレビで騒ぐんでしょうが、肝心なタレントと女性、フジ社員の関係やこうした事が日常化する社風だったのかなど、きちんと聞き出せたのか。
そこが肝要かと思いますが、社員の関与は無かったと答えていますが、社風については曖昧でしたかね。
芸能界とマスコミの関係は想像以上に華やかさと裏腹に、恐ろしい事もありそうですかね。
どうでもいい事ですけど。