今年の重大ニュース(社会編)
2024-12-28
令和6年も残り4日となりました。弊社の営業も本日で今年の業務を終え、明日から1月5日まで年末年始休業とさせて頂きます。
そこで、今年も恒例の私が感じる今年の重大ニュースを振り返ってみます。
今年は私にとっては何と言っても大きな出来事は3月に行われた宮田村議会選挙において、自身が2期目への挑戦を期して立候補しました。
4年前の新人戦は無投票にて当選させて頂きましたが、今回は現職が2名引退の一方で新人の名前がどんどん上がり、定数12人に対し、現職10人、新人7人が立候補する大激戦の選挙戦となりました。
全国的にも、我村でも議員のなり手不足は顕著で、宮田村議会としても議員の成り手不足に対する研究や議員定数の問題などを取り上げてきましたが、なんと5人もオーバーの選挙戦になるとは思いもよらぬ事態でした。
私自身、生まれてこのかた選挙で自分の名前を投票していただく事自体初めての経験で、前回選を無投票で乗り越えたツケがまともに来たという印象でもありました。
お陰様で前回時から後援会を作っていただき、4年間活動してきましたが、新型コロナ禍で思う様な活動が出来ない中でも選挙戦では後援会をはじめとする多くの皆様にご支援を頂き、トップと5票差の2位当選を果たさせて頂きました。
ひとえに皆さまのご支援の賜物で、本当にありがとうございました。
新議会の構成では、総務経済委員長と決算委員長という重要なお役目を頂き、4月から活動しています。
次に大きな出来事は、12月定例議会が始まった12月2日。宮田村の小田切康彦村長に職員へのパワハラと公職選挙法違反の疑いがあるとされ、結局議会最終日の12月12日に退職届を議長に提出。
来年1月1日付で辞職する事になりました。昨日は退任式があり、庁舎を後にするところを多くの皆さんでお送りしてきました。
宮田村にとって大きな問題だった大久保地区への放射性物質を含む産廃処分場の建設阻止、土地購入による白紙撤廃。学校給食施設の建設計画、新医師の招聘に成功し、新診療所の建設など大きな功績を残されながら、任期を7か月残しての退任となった事は残念です。
来年は新しい村長の元、村政を運営していくことになりますが、職員との関係はちょっと微妙とも思えてしまいます。
今年は何と言っても1月1日に起きた能登半島地震が日本中を震撼させた出来事です。
新型コロナが5類になり、これから経済が上向くかと期待された矢先の巨大地震は、現地の復興はもとより、日本中に大きな打撃を与えてしまいました。
宮田村では災害時協定を結んでいる穴水町へ直ぐに職員などを派遣し、その後は職員1名を常駐派遣しています。今も現地で復興支援の為に活動しています。
宮田村では、医療の最大の貢献者である斉藤診療所の斎藤卓雄医師が急逝され、地域医療の大黒柱が居なくなり大変な事態となりました。
24時間体制で診療に当たってくれる姿は、宮田村の村民や周辺住民にとって大変ありがたい事でしたが、ご逝去により他医院は現在、大混雑だそうです。
謹んでご冥福をお祈りし、生前の御労苦に心より感謝を申し上げます。
その医師の不足問題に少し明るい話題は、先の村長の功績ともいえる新医師の招聘と新診療所の建設開始です。
来年4月の開業を目指し、役場南に建設が進んでいますが、村民の医師への期待は大きいと思われます。
このように、今年は宮田村内だけでも大きな出来事が沢山ありました。
どちらかと言えば良い話題ばかりではないという印象ですが、新しい年に向け、村が発展するように自分の立場でも活動して参りたいと思います。