消防団を称えよう
2024-10-11
今年も台風シーズンがもう少しだけど、早々にやってきた10号以来、宮田村や周 辺は比較的台風による被害は無かったと安堵しています。
今から5年前の平成19年10月13日には、台風19号により長野県の北部と東部は大雨により千曲川の堤防が決壊し、長野市の長沼地区などで大規模な浸水被害が起きました。
当時、ヘリコプターで救助する光景はとても長野県内の出来事とは思えない思いでしたが、現実に千曲川のその後の様子を見て、水害の恐ろしさも改めて感じたものです。
当時の私は現在のような公職もなく、ただの一住民として宮田村でも降り続いた大雨への備えをしていましたが、消防団が警戒したり、天竜川に近い大久保地区では避難勧告が出た事を思い出します。
その時の消防団のあり方を、後に議員になって初めての一般質問で取り上げた事から今でもこの台風19号は記憶に新しいものです。
また、長野市長沼地区では消防団の活躍で多くの住民が救われた事が有名で、最近ではこれを映画化したとか。
各地の消防団員の活動は素晴らしいですが、彼らとて自身の安全も考えながらの活動ですからあの時の例えば火の見櫓に決死の覚悟で登り、鐘を叩いて避難を呼びかけた姿などは立派の一語です。
その消防団に対する行政や住民の視線が、ある出来事で「上から目線」と感じる事があり彼らが懸命に取り組んでいる姿とのギャップを感じるところもあります。
住民も行政のお役人さん達も、消防団の有難さや活動への支援をもっと行うべきだと常々感じるところです。