熱き都知事選、小池知事続投!
2024-7-8
先週末は非常に暑く、当初は雨の予報だったにもかかわらず直前で予報が変わり、一転して土日ともに好天、高気温となりました。
但し、土曜日の午後は急に雨が降り出し、やはり梅雨だと実感もさせました。
それにしても暑かった日曜日。
そんな中、高校野球の地方大会が開幕し、熱い戦いが始まりました。
そして、注目の東京都知事選が投開票され、小池さんが8時の時点で当確が出る「0秒当確」で3選を果たしました。
この都知事選。最初からおかしな事が多く、他の選挙とは明らかに違う雰囲気や起きる事象に戸惑い、呆れ、いろんな思いで見ていました。
期間中に都内に行く機会に恵まれ、あの掲示板を見た時にはぞっとしたり、自分たちの選挙との違いに愕然としたり。
でも、あの掲示板はいくら何でも酷すぎます。この際、公職選挙法を見直した方が良いのでは?とも思える酷さでした。
また、先の衆議院補選から選挙妨害が横行し、小池さんなどは街頭演説を控えざるを得なかったとか。
くしくも安倍元首相の命日でもあり、昨日は三回忌法要も営まれたそうですが、あの街頭演説の危険を思い知らされているから、警視庁も控えるように指導したのかもしれません。
報道では論戦の場が少なかったとし、各候補の政策論争が少なかったと報じていますが、裏にはこうした事情もあるものと思われます。
そしてその中から現職の小池知事が圧勝しましたが、それでも得票は前回をかなり下回ったそうです。
対抗馬が多い事で全体の得票がばらける事で、それぞれの得票が減る事は大勢の候補者が立候補すればそうなるとは先の自らの選挙でも感じた事です。
今回は石丸さんの立候補と得票で、大きなうねりがあった模様です。
今回は国会の政党への不信感や期待感も陰では注目されましたが、小池さんは自民色を出ないようにし、石丸さんは無党派層にSNSで訴えたりして国政とは一線を引いた選挙戦だったようで、結果としてどちらも大成功でしょうか。
そしてその国政の勢いを都政に持ち込もうと出ました蓮舫さん。
野党立憲民主党と共産党が推薦し、これに勝って一気に国政でも自民党を追い込もうと颯爽と出馬。
例によってキンキンと発していましたが、「2位じゃダメなんですか?」のあのシーンを何度も繰り返し報じられたこともあり、2位にもなれない3位に沈みました。
始めからこの方、あまり自らの政策が無く、常に「反対」「見直す」「止める」ばかり言う事で有名な典型的な「野党議員」。
反対の数の一員には数えられるけど、トップに立って物事を引っ張っていく「首長」には向かないと感じていましたが、都民も同様の感覚だったのでしょうか。
共産との「共闘」も良かったのか悪かったのか・・・。これにて次回の衆議院選の戦略見直しは必然でしょうか。
やっぱりこういう選挙は「2番じゃダメ」に決まっていますが、3番はもっとダメですから、これにて蓮舫さんは政治の世界から身をお引きになる事も考えてはいかがでしょうか。
東京都民が選んだ小池知事の続投。
子育て支援策など数々の政策志半ばとの事ですが、何と言っても「財政豊かな東京都」には国も地方も敵いません。
しかし、少子化だけは同じ悩みを持ち、東京都とて他県と変わらぬ悩みだと思われます。