昨日夕方、突然のニュースにちょっと驚き、ショックを受けたのは松本市の有名百貨店井上の本店が来春で閉店するとのニュース。
先に同じく松本市のパルコも閉店を発表し、こちらは先の市長選でも争点になったそうだけど、跡地の利用で揉めている最中らしい。
松本の中心地の商業施設がこんな状況とは、やはりこういう問題は深刻だと思うところ。
高校時代やその後も松本市に行けば、これらの商業施設はやはり華やかな雰囲気を感じていただけに、寂しい気持ちは強いですね。
　更に今朝は人口戦略会議が発表した「消滅の可能性の高い自治体」の公表記事に注目です。
全国各地で人口減少は深刻な課題ですが、長野県内も同様です。
宮田村とて状況は同じで、特に若い女性の人口減少が顕著なのは、先の村議選でも取り上げさせて頂きました私も大きな課題としています。
飯島町が消滅の危機と言われた１０年前の発表を受け、その後誕生した町長さんがこの問題を盛んに取り上げて様々な政策を行っていた事は聞いていますが、その効果なのか、今回の発表では消滅の・・・からは脱却したとか。
しかしその町長は前回選で落選して今は新しい町長の下で政策が進んでいる様子。
隣の町の事ながら、すべてが同様の我宮田村と飯島町の関係からいろんな事を学びたい気持ちで一杯ですから、お互いに切磋琢磨していく必要を感じます。
　さて宮田村。今回の発表でも消滅の可能性には入りませんでしたが、２０５０年の人口は今より２０００人も減少し６６７２人との予測です。
飯島町が現在の９００４人から５７３４人となり、宮田村の方が確かに少し上回る予想だけれど状況はあまり変わりません。
どちらも、いや、上伊那郡、長野県全体として大きな課題を背負っていると思います。
行政の力だけで出来るのか？という論議もあるそうですが、確かに今行っている子育て支援策などにも限界がありましょう。
予算が全てとは言いませんが、限りがあるのは確かです。
これからじっくりと対策を考え、よりよい政策を考えて行かねばなりません。
これには行政ばかりでなく、地域や企業のお力、お知恵も必要だと思われます。