リニア開業にブレーキ
2024-3-30
年度末最後の話題は残念なお話。
JR東海は昨日、リニア新幹線の2027年開業を断念した発表しました。
未だに着工できない静岡県の状況から開業の目途が立たないとの事で、2034年以降になるようで、早期開業を望む長野県など沿線には大変ショックな話となりました。
原因は静岡県の川勝知事が一貫して着工を認めず、工事の目途が立たない事ですが、自然への配慮は勿論だけど、ある新聞の論調ではJR東海の地元や工事に対する細やかな気配りの不足を謳えるものもあり、今後は工事中の沿線やいろんな事への対応改善が望まれるとの事です。
まあ、工事現場でのいくつかのトラブルもあったりするから、今後は改善を望むところです。
しかし、沿線では既に例えば商業施設や店舗の移転を決め、リニアによる新たなまちづくりが進められている所もあるそうだし、我伊那谷では、伊駒アルプスロードなど道路の新設工事も進められているけれど、リニアの開業遅延がこれらに及ぼす影響は大きいと考えられ心配です。
ここまで進んできたリニア中央新幹線構想と工事なのに、一人の知事の反対でこんな風に遅れが出る、いや、着工の目途すら立たない状況になるなんてことが許されるのでしょうか。
本当に死活問題という人も出てくる可能性はあります。
早期の解決と着工、そして開業を願いたいですね。生きている間に乗れますかね?。