今日から宮田村は稲刈りが始まりますが、今朝は生憎の雨。
予報では今日は１日中好天で、むしろ暑さ対策が必要と報じられていますが皮肉なものです。
　さて、昨日のニュースで気になったのは沖縄辺野古基地の設計変更を沖縄県が認めず、国の是正支持は違法とした沖縄県の訴えを最高裁は上告を棄却したという記事です。
難しい事はともかく、これで国が辺野古基地建設に向けて工事を進めることになり、玉城知事は苦境にさらされるという事でしょうか。
　沖縄の米軍基地の事は、宮田村の議会にも請願・陳情が度々上がり議論してきましたが、残念ながら今の東アジア情勢やロシア、北朝鮮の動向から、日本の防衛を考えると米軍基地が沖縄になくては非常に不安だと思ってしまうものです。
しかし、その米軍基地には様々な問題や苦境の歴史もあり、特に普天間基地の危険性は以前から伝わってきています。
その普天間基地の返還がなされるように新たに辺野古に基地を移設するという計画は、日本政府が苦悩の末に決断した事と信じたいです。
しかし、沖縄の県民にとっては米軍基地は出て行って欲しいに決まっています。
仮に他国の攻撃を受けるとすれば、米軍や自衛隊の基地を真っ先に攻撃するのは当然ですから、恐怖だと思います。
ですが、残念ながら日本の防衛は憲法で制限される事もあり、どうしても米国に頼るところが多くなり、米軍のある程度の駐留は仕方がないと考えています。
ただし、国民にとってより安全な施設であることが大事です。
また、台湾や尖閣諸島周辺の状況を聞けば、自衛隊が南方に基地を構える事と米軍の沖縄基地は残念ながら必要な物と思います。
昨日の判決を皆が喜び、さあ建設を進めろという感じにはなかなかなれない心情ですが、残念な現実を見ると仕方がない事かなとは思います。
難しい問題です。