空気を運ぶ

2023-6-20

 今日のつぶやきは弊社の業務とは関係ありませんのであしからず。
ここ数日、大型トラックとバスなどの衝突事故が相次ぎ、事故現場の生々し映像が流れたりして大変嫌な思いをされているのは私だけでは無い筈。
 そして、高速道路を運転して見ると、大型トラックの通行量の多い事に驚くことがあります。
平日ばかりでなく、土日や祝日、昼夜を問わずいろんなトラックが走っているのを見て、日本経済はこの運輸、運送業で支えられていると思うもの。
反面、燃料や運転手の待遇など、まさに今の日本経済の課題を感じたりするものです。
実際に過剰な労働時間が問題になる事も多く、同時に運転手不足も深刻とか。人手不足は日本全国どの業界も同じでしょうが、働き方改革により益々労働力不足は深刻になると思われます。
 昨日、運送業の大手2社が、片方は宅配便を得意とする旧国営企業への委託をし、宅配や郵送を委託することで自社の運転手不足などを解消しようなどの試みと思われる発表があったとか。
我々の日常でも、毎日配達してもらう郵便やダイレクトメールと宅配便が、今は各社別々に配送してくるものが郵便局だけが配達するようになるという事でしょうか。
これから人口も減少し、労働者不足は顕著な中、こうした取り組みは更に加速するのでは?とも言われるそうです。
 また、あの大量の大型トラック。実は積んでいる荷物の積載率は全体の4割を切る程度とか。
つまり、後の6割は空気を運んでいる事になるそうで、やはり効率というのか、燃料にしても勿体ない現象が起きているようで・・・。
そこでこれからはこうした業者同士の積み合わせもあり得るなら、それはいろんな意味で効率的だと思うもの。
もしかしたら高速道路のトラックの数も少し減り、怖い思いをすることも少なくなるかもしれないと思えばこれは歓迎すべき事。
懸命に毎日輸送してくれている業界の方や運転手さんには申し訳ないけど、狭くて資源の少ない日本国。もう少し効率化も必要では?と。
空気を運んでいるは言い過ぎだけど、これ、現実なんですよね。

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