投票率と女性議員
2023-4-25
昨日に引き続き選挙の話題で恐縮です。
今朝の朝刊では、今回の統一地方選の投票率の低さを問題視する記事が目につきます。
また、どうしてもマスコミは女性議員の比率を書きたい様で、前回に比べて女性議員が増えた事、全体としてはそれほど多くならなかったことなどが記載されています。
女性議員の良し悪しについてはコメントを控えますが、男性ではダメという事も無いと思います。
但し、女性ならではの視点というのはあるんだろうから、それはそれで大事な事です。
また、女性候補が立候補することで、住民の皆さんの関心が高まる事は考えられ、これは良い事だと思います。
昨晩はあるテレビの報道番組で、女性議員の誕生に至る選挙戦の苦労や戦いぶりを報じていました。
知名度や資金の問題が大きいと言っていましたが、確かに選挙にお金が掛かる事は大変憂慮すべき問題です。
今は遊説車両やポスターにかかる経費を国が補助してくれる仕組みになったそうですが、一時的には供託金も必要だし、まだまだ選挙にお金が掛かるというのは確かでしょうか。
それを乗り越えて議員として活動したいという女性、いや男女を問わずですが、志は自分も含めて持っていると思います。
そして問題は投票率。
候補者はそんな思いで立候補しても、有権者の心とは必ずしも一致せず、無関心な方が多いというのが現状のようです。
また、議員の活動が見えない、何をしているのか分からないという声が多いと聞いています。
我宮田村議会でも、そのあたりを改善しようと広報広聴活動に力を入れ、村民との交流や意見交換の場を設け、議会だよりを充実させて活動をアピールしていますが、周知にはまだまだ時間がかかりそうです。
まずは政治に対し、有権者に興味を持ってもらう事。
そして選挙を通じて住民の皆さんの意見が反映される仕組みがもっと出来ていく事も必要でしょうか。
更に、候補者によって有権者の意識が違うという事はどうしてもあり得ます。
地方選挙の難しさ、議員の成り手不足を解消するためにはまだまだ課題が多いと思います。