昭和伊南病院移設候補地公表
2022-8-30
今朝は小雨模様で、少し肌寒いくらいの陽気だった宮田村です。
9月中旬の気候とは、こんなに涼しいのかと改めて思うものです。
さて、先週末に宮田村議会には非公式会議として、昭和伊南総合病院の移設建設計画についての説明があり、昨日の伊南行政組合定例会を経て、建設候補地の発表がありました。
老朽化などが問題になる伊南4市町村で運営する伊南行政組合が運営する昭和伊南総合病院は、現在の場所の広域農道沿線の駒ケ根市北の原での建て替えを含む場所の選定を行ってきたとの事。
他の場所も含めて数か所の候補地を選定し、何処が一番ふさわしい場所なのか総合評価したとか。
広大な土地を必要とし、用地買収になるべくお金が掛からない事や、4市町村の住民にとって交通の便が良い事等が選定の基準になったとの事。
昨日公表された新候補地は、駒ケ根市福岡の伊南バイパス沿いの東に少し入った現在は水田地帯。
なるほど周辺に建物は無く、必要とされる面積を十分に確保できる場所だそうな。
但し、我宮田村からは少し遠くなる。特に、今は車で5分で行ける我が家からはかなり遠くなる印象です。
場所の選定は何を造るにも大きな問題だと認識する私。建設する、しないの次は「何処に?」となるに決まっていると思うから。
現在の場所は借地が多く、地代も高額との話。買収には応じてもらえないとの事情から、他地への移転になりそうだとか。
この候補地公表を受けて、これからいろいろな動きが出るんだろうと思います。
世の中の人々の思惑って様々ですから・・・。
ただ、土地の値上げや買い占めは止めてもらいたいですね。せっかくのいい候補地なので。
伊南行政組合では、これから本格的に基本構想を練っていき、新病院建設に向けて動き出すそうです。
今の病院が出来た時、私は就職したばかりで近くの建設会社で働いていました。
もしかしたら建設に関われるのかな?と思いましたが、残念ながら他社のJVが施工となりましたので、横目で建設を見ている立場でしたが、あれから40年もたったと思うと自分の年齢も感じてしまいます。
新昭和伊南病院が一日も早く建設され、地域の医療向上に繋がる事を願うものです。