今年の春はいろんな神事、仏事が多いですが、善光寺の御開帳が本来なら昨年行われるべきところ新型コロナの影響で一年延期され、今週末の４月３日から開催される事で賑わいが期待されています。
　我宮田村周辺でも、あちらこちらのお寺さんで御開帳が行われる予定で、私の住む地区にある熊野寺薬師堂でもこの４月３日に御開帳がなされるそうです。
この他にも、天台宗の光前寺などで御開帳が行われるそうで、新型コロナが無ければ本来は非常に賑わう筈だったとも思います。
　ちなみに我地区の熊野寺は、私が幼い頃、中央道がまだできていない頃には茅葺の薬師堂と庫裏があり、天神様のお祭りと言って春に小学生などが集まってお祭りを楽しんだ経験があります。
丁度中央道の真下になってしまい、現在の場所はすぐ脇に移転されたものですが、その後も地元地区やお寺さんが管理して４月８日の例祭や７年に１度の御開帳を行っています。
この熊野寺薬師堂には、薬師如来像と聖観音菩薩像が安置されており、これは宮田村の文化財指定第１号とされています。
今年は諏訪大社の御柱祭の年でもありますが、そちらは木落や里引きは中止され、最後の建御柱などのみ催すとか。
御開帳もまた、例年なら多くの観光客を呼ぶ行事ですが、残念ながら規模縮小というところもあるようです。
　こんな残念なご時世ですが、７年に１度の御開帳は復興や回復を願い、これからの楽しい生活を念じてお参りしたいものだと考えています。