大久保橋開通
2022-3-15
今朝は早朝に物凄い雷と、バケツをひっくり返したような豪雨で目が覚めました。
春雷ってやつでしょうか。季節の変わり目、春が来たという事でしょうか。
さて、先週の土曜日に、我宮田村の東、天竜川にかかり駒ケ根市東伊那とをつなぐ新大久保橋が竣工し、渡り初め式が行われたそうです。
東伊那は母親の実家があるので、幼いころいからよく連れて行ってもらいましたから、古くは昔のつり橋時代(これが4代目、新橋が6代目になるそうです)をいくらか記憶し、次に現在まで使われていた橋。そしてこれからは新大久保橋を渡る事になり、3代もの橋にお厄介になると思うと感慨深い私です。
未だに旧つり橋(4代目)の形跡が残っていますが、この度の新橋の開通で、天竜川護岸が狭まっているその部分も取り壊されて護岸を広めると聞いています。
渡り初め式には参加できませんでしたが、昔から渡り初めは親子孫3代の夫婦が揃ったご家族が先陣とされ、今回も駒ケ根市と宮田村から1組ずつ2組の御家族が行ったそうです。
お祖父さん夫婦、父親夫婦、若者夫婦がそのまた子供を抱いて渡る姿は、元気な様子が何より微笑ましく、今でもなかなかいないご健在のご家庭に感心したり。(ライブで見てませんが)
さて、橋はインフラの中でも特にライフラインとして重要とされます。
川の向こう側との文化や人の交流、何より橋が無ければ遠周りだったりして、燃料も沢山かかります。
それだけに、こうして大勢の人が集まり、親子3代を擁して渡り初めのお祝いをするんだろうと思います。
公共事業は罪悪だと言い、インフラ整備を批判する時代。
そのお陰で多くの若者が建設業から去っていきました。今では技術者、労働者不足は顕著で、災害時などの対応もままならなくなってきました。
こうした新橋を渡って、改めて建設業に携わる事の大切さを再認識して見たいと思っています。