今日は３月１１日。
あの３．１１東日本大震災から１１年目の日です。
死者１５９００人。行方不明者２５２３人という大惨事は、今も３８１３９人もの方が避難生活を送る日本史上に残る大地震と大津波でした。
今日は全国でも黙祷を捧げたり、追悼の儀式が行われるそうですが、政府主催の追悼式は昨年が最後となり、今日は岸田首相は福島県の式典に出席するそうです。
　今朝、ラジオで聞いた復興支援歌「花は咲く」のメロディーは、あの日の事を思い出させ、また、今日までの復興への道のり、更には春が近いけどまだ肌寒い季節感が漂う何とも感動的なメロディーでした。
　既にこの１１年の間に、私の周辺でも多くの方が亡くなったり移住したりして、あの時の顔ぶれが揃う事はありません。
それでも、あの揺れと、津波の様子をテレビで見て映画の世界かと思ったほど衝撃的な映像は今も目に焼き付いて離れません。
知人の奥様の名前を、犠牲者名簿の中からネットで見つけてしまった時の衝撃も忘れられません。
　福島原発事故が、こんなに酷い事になるとは、発生直後には思いもしませんでした。
フクシマ５０という映画を見て、改めて感慨深い事と、多くの方が懸命に取り組んでいるけど、原発とは、一旦ああなると巨大なモンスターと同じ。
人間の手に負えない事が次々に起きてしまう事に衝撃を受けました。
チェルノブイリ原発が今、重大な危機に面しています。
事故はともかく、今は戦争という人為的行為により危険な状態をつくっています。直ぐに止めてもらいたい。
　東日本大震災は、私たちにいろんな教訓といろんな事を教えてくれました。
今は、一日も早く「花は咲く」事を願うものです。