ロシアのウクライナ侵攻が続く中、北京パラリンピックは順調に競技が行われ、日本選手のメダルラッシュが続いています。
村岡選手など、複数のメダルを獲得する実績のある選手もいれば、初めてのメダルを獲得するのが凄い事です。
特に、ノルディックスキーで金メダルを取った川除選手はまだ２１歳のホープ。
冬季種目でノルディックでの金メダルは凄い事だと思います。
　そして、欧州から素晴らしいニュースが入ってきました。
スキージャンプ女子の高梨沙羅選手が今シーズン３度目の金メダルに輝き、伊藤有希選手が銅メダルを獲得。
日本選手が二人で表彰台に立つのは、２０１８年の蔵王大会以来だそうです。
何といても高梨沙羅選手の金メダルは吉報です。
既に北京五輪後のＷ杯で１勝し、復活をアピールしましたが、その後３位、そして今回はまた金メダルを獲得。北京後は４戦２勝の強さを見せています。
自身Ｗ杯通算６３勝目は、男女を通じて歴代最多を更新中です。
北京五輪の悲劇から１か月。一時は引退をもほのめかすほど傷心の様子でした。
スーツの規定違反の問題は、今もまだ偶にあるそうですが、それを乗り越えてのＷ杯勝利を続ける姿は感動的です。
本人は、未だ北京五輪のショックを抱えているそうですが、進まなきゃ行けない時はあると奮起。復活となりました。
北京五輪の事は既に世界中から様々な意見や、審判からも言い分があるそうです。
ルールの徹底は今後も望みたいところですが、高梨沙羅の復活は、それを乗り切るものだと信じています。