氷の溝

2022-2-16

 今朝も薄っすらと雪が降り、冷え込みで道路が凍結してツルツルのため、弊社の前の広域農道は大渋滞になっています。
ちょっとした坂道が上がれなかったり、逆に下り坂で止まれなかったりして立往生する車があり、後続車が次々に渋滞になるといういつもの光景がまた今朝も起きています。
冬道は本当に危険が多く、道路を管理する村の責任も重いと感じますが、毎度毎度こういう事態になる事に疑問も持つものです。
宮田村を含む上伊那地域は、積雪量はそれほど多くないものの、凍みというのが強く、凍結という事象が起きてしまいます。
豪雪地帯ほど後々厄介な事はありませんが、朝の1~2時間が問題になります。通行確保は大事な事です。
 さて、昨日の北京五輪は日本選手が頑張り、ついにメダルの数は過去最高の14個を数えました。前回平昌大会を上回る活躍です。
しかし、金メダルを期待されながらそこには手が届かなかった競技もあり、惜しくもとか残念ながらという部分もあります。
 スピードスケート女子の団体パシュートがその一つ。
前回は金メダルに輝いた同種目は、連覇を目指して好調な滑りで決勝進出。
かなりの期待を持って見守った決勝のレースは、序盤から日本がカナダにリードして終盤へ。
「見事な隊列」とアナウンサーも絶叫する綺麗な3人の揃った滑りだけど、終盤にカナダも追い上げ、大接戦かと思った最終コーナー。
一番後ろで前の選手を押してあげていた高木菜那選手がバランスを崩し転倒。
思わず「あっ!」と叫んでしまいましたが、無情にも彼女は転倒してフェンスに激突。
日本の金メダル連覇はなりませんでした。それでも涙をこらえてゴールしたシーンは、過去にも何度も見てきたゴールシーンです。
 解説の清水宏保さんが指摘してくれるまで解らなかったけど、菜那選手は氷の溝みたいな切れ目に足を取られてバランスを崩しています。
最初は自身が足を絡ませたのか?と思い、スタミナが切れたかな?と思ったけど、むしろ3人の中では一番体力的には余力があった様子。
残念ながら氷上では、羽生選手もそうだったようにスケートの刃の後が残っていて、そこにはまると転倒に繋がる事はよくある話。
日頃から荒れたリンクに慣れている選手も居れば、常に整備されたリンクで練習している選手も居るだろうからこうした‟アクシデント”はつきものでしょうか。
日本のリンクは整備が良すぎるのでは?とは思ったり。
残念ながら金メダルを逃したけれど、立派な銀メダルを獲得。誰も責めないし、誰もが努力してきた姿に感動しています。
高木選手に限らず、まだスピードスケート競技は残された種目があります。
ここまでの悔しさを存分に晴らせるように、高木姉妹も小平奈緒さんも最後まで頑張って欲しいものです。

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