小林陵、北京五輪日本人金メダル第1号!
2022-2-7
いよいよ始まった北京五輪。
そして、日本選手も大会序盤から非常に頑張っています。
しかしながら冬季五輪は自然の中での競技も多く、風やコースコンディションに微妙に左右され、有利不利も出てしまうもの。そんな中で、日本選手も明暗が出てしまいます。
まずは嬉しいのは、スキーのジャンプ男子、ノーマルヒルで小林陵侑選手が金メダルを獲得。
今大会日本選手初の金メダルは、日本のジャンプ陣にとってはあの24年前の長野五輪の舟木選手以来の快挙だとか。
24年前の長野五輪と言えば、最近映画にもなった団体戦の金メダルの感動と、それをなさせたテストジャンパーたちの悪天候での飛行を思い出すけど、個人の金メダルはその舟木以来とか。
ノーマルヒルでの金メダルとなると、札幌五輪の日の丸飛行隊と言われた笠谷幸雄選手以来の事だそうだ。
最近のW杯の様子から、金メダル候補と言われてはいたが、五輪の舞台で2本そろえて好ジャンプを飛ぶことの難しさは、過去にも数多く居た金メダル候補と言われながら届かなかった選手を見れば分かる事。
それだけに、小林選手の金メダルは快挙と言って良いと思います
まだジャンプ競技はラージヒルや団体など出番が続きます。
歴史に残るような大会にして欲しいものです。
その陰で、女子の高梨沙羅選手は残念ながら4位となり、悲願の金メダルはなりませんでした。
W杯では長年女王と呼ばれ、一時は圧倒的強さだった彼女も、度重なるルール変更や五輪にピークを持っていけない事もあったのか、前回大会の銅メダルが最高位。
今回も惜しかったけど、テレマークという課題が、彼女には最後までついて回ったのでしょうか?。素人考えです。
その他、フィギアの団体や女子アイスホッケーなど、前回大会をしのぐ活躍を見せる競技も多い日本選手達。
逆に、優勝候補と言われながら届かなかったモーグル男女みたいな選手たちも居て、五輪の舞台の厳しさを知る事になりました。
大会はまだ始まったばかり。日本選手の活躍に大いに期待したいものです。