佐渡金山世界遺産推薦へ!
2022-1-29
「春はセンバツから」と言われる高校野球の春の選抜甲子園大会の出場校が決まった昨日。
全国の秋の大会の成績から出場校が選ばれるけど、我長野県勢は秋の北信越大会で勝ち進むことができなかったために今大会も出場校には選ばれませんでした。
甲子園の大会も、そうはいっても地元の県の学校が出場しないと楽しみは半減します。
さて、一昨日はサッカー日本代表が中国とのアジア最終予選の戦いに勝ち、次のサウジアラビア戦に向けて期待を膨らませたけど、相変わらず辛口の評論家からは「得点力不足」を指摘する声が。
形は作るがフィニッシュが弱いのは昔から日本代表に言われる事。2月1日のサウジアラビア戦が大一番。本大会出場へ近づいて欲しいものです。
さてさて、話は政治的な方向に向かいますが、昨日、岸田首相は新潟県の佐渡金山を世界文化遺産登録にユネスコに推薦すると発表したそうです。
先日までは、韓国などの反発を恐れて推薦しないという報道だったのに、俄かに一転して推薦することになったようです。
地元新潟県知事の発言や、安倍元首相始め自民党内の推薦すべきとの声に、首相がやむなく押されたとの格好だと報じられています。
事の発端は、世界文化遺産の決定には、周辺国が反対する場合はなかなか認められないという事情があり、日本国内では先の軍艦島周辺の折に、韓国が徴用工問題を持ち出して猛反発した事を思い出します。
軍艦島などは、日本政府の説得と歴史的事実から登録されましたが、その後の他の事象、特に先の大戦までの日本の韓国や中国に対する徴用問題などに諸国から反発が見られると登録は難しいとされるそうです。
今回の佐渡金山も、特に韓国の反発が著しく、日本政府もやや弱腰だったそうですが、自民党の参議院選への事情等から急遽推薦することになったとか。
しかし、私は日本の誇る文化遺産は、韓国にとやかく言われる筋合いはなく、正しい歴史認識を持って推薦、登録されるべきだと思っています。
世界遺産は、その国の自然や文化を誇り、長く残して行こうという「世界的遺産」であるべきです。
間違った歴史認識と感情論で、他国の文化を汚すのはいかがか?とも思います。
やや準備不足と言われる今回の佐渡金山の推薦。揃えるべきものはしっかり揃え、登録されるよう政府には願いたいもの。
戦後の歴史認識を改めてもらう意味でも、重要な事だと思います。