大関・御嶽海誕生!

2022-1-27

 今日から我長野県もまん延防止等重点処置が適用されます。
残念ながらこれにて公共施設の使用制限は勿論、飲食店は時短要請されるようで、この際お店をお休みするというところが続出するようです。
2月20日まで、何とも寂しい夜の巷という事になるようです。
 さて、昨日は大相撲の御嶽海が正式に大関昇進となり、例によって協会の使者からの伝達式では口上を述べました。
確か2代目貴乃花と兄の若乃花が最初に始めたんじゃないか?と思われる、4文字熟語を用いた口上が、今ではすっかり定番のようになり、大関や横綱に昇進するときの伝達式でそれぞれの力士が4文字熟語を使って口上を述べる事が多くなりましたが、御嶽海はそれは無し。
「(前略)感謝の気持ちを大切にし、自分の持ち味を生かし・・・」との口上を述べたそうな。
この「感謝の気持ち」は中学時代から恩師に言われてきた事で「自分の持ち味を生かし」は、出身中学校の石碑に刻まれた言葉とか。
中学時代の学校の石碑に刻まれている言葉って、意外に皆記憶していてどこかで礎になっているものなのでしょう。
4文字熟語を使わなくても、しっかりした向上だったと高評価のようです。
今朝の新聞各紙は御嶽海のこれまでの成長の姿やエピソードなどを紹介する記事が並んでいます。
ようやくという表現が良いか悪いかはともかく、早くから期待されながらここまで他の力士に先を越され、大関に手が届かなかった御嶽海の心境と変化をみせた今場所の相撲。
大関になったらこれまでのような気むらなところを見せないように、特に格下力士への取りこぼしと後半戦のスタミナ切れが課題かと。それが治れば今場所のような活躍で、一気にその上の地位も見えてくるはず。
 しかし、御嶽海らしさもまた、知る人ぞ知る性格らしい。
気持ちの問題が、これほど顕著な力士も珍しいと思うもの。
ここからは気を抜かず、長野県として227年ぶりの大関の活躍に期待しましょう。

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