今日は衆議院議員選挙が公示され、いよいよ日本の政治の方向を決める大事な選挙戦が始まります。
４年ぶりになる任期を満了後の選挙戦は、与野党共に「政権を選択する選挙」とし、自公の連立政権か立憲と共産党などの連合の政権のどちらを国民が選択するのか？という大事な選挙だと訴えています。
既に昨日までに様々な調査が行われているそうですが、この選挙に「関心がある」と答えた人が７割ぐらい居るとされ、国民も注目している事を伺わせます。
最後の投票までしっかり行って欲しいものです。
　さて、そして各党の公約が発せられ、既に党首討論やマスコミによる評価が報道されていますが、今回の各党の政策でやはり一番目立つのは「分配」でしょうか。
ある評論家はこれを「バラマキ」と呼び、どこかの官僚の方が雑誌に投稿した意見に同調する論調を発しています。
「政権選択選挙」と言いながら、バラマキだけが政策と言う情けない選挙戦という論調です。
これには少し同感です。分配と言う名のバラマキは額面と支給先が全員なのか、低所得者や１８歳以下の子供なのかの違いにしか見えず、額面は１０万円～１２万円というところしか聞こえません。
やはり財源が心配で、消費税や所得税を下げると言う事は簡単だけど、必ず上げねば、あるいは元に戻さねば立ち行かなくなるのは当然の事。
いわゆる「後遺症」が絶対起こると確信してしまいます。どうするおつもりなのか。
　また、経済以外に、新型コロナ対策もイマイチスッキリ見えてきませんが、ワクチン接種で何とかここにきて感染者数が激減した事で、自民党の政権は安堵と思います。
一方、文句ばかり、反対ばかりしてきた野党は、これからのワクチンをどうするのか明言してもらいたいし、もっと分かりやすい対策も欲しいでしょう。
私は、アメリカにわざわざ行って直談判し、ファイザー社からワクチン購入をなし得た菅首相の功績は、当時は批判を浴びたけど私は評価しています。
枝野さんが同じことが出来たのか？。それは多いに疑問です。
　更に、外交問題では各党の主張が様々で、特に対中、対北朝鮮といった国との対応がまったく違うと思われます。
その中でやはり安全保障や自衛隊、天皇と日の丸など、明らかに主義主張の違う政党が野合した立憲と共産党の連合は疑問が多いのは確か。
選挙の為に共闘するだけは、作戦とすれば立派だけどその後の心配も普通はするでしょう。
対中に関しては、自公にも少し違いがあるようです。もっと言えば自民党内にも温度差があるそうな。
　これらを総合し、地域の代表でもあるから地域の要望も国に伝え、できれば予算を持ってきてもらえる候補をやはり応援したいと思います。
かつて、一時のブームで当選を果たした民主党候補。なにも出来ずに次は落選し、今は何処に居るのかも知りません。
衆議員と言っても、地域に貢献する人であって欲しいもの。タレントもいりません。
さあ、衆議院選が公示されます。