デジタル庁と渋沢1万円札

2021-9-2

 9月に入り急に気温が下がり、またまた雨模様の天候になりました。
夜の巷は飲食店の休業でまったく静かな宮田村のようです。
国政は菅首相がかなりお悩みの様子で、衆議院の解散を有力者の助言もあり思いとどまったとか。
「今の新型コロナ禍では解散をしている場合ではない」と、昨日まで言われていた今月中の解散、総選挙を否定する発言をしたそうな。
どっちにしても、いや、誰がやっても今の新型コロナ禍での対応は大変な事。正直、何をやっても文句を言われる状況と少し同情もします。
 さて、そんな菅首相の肝いりで立ち上げたのが「デジタル庁」の創設。
新型コロナ禍で分かった日本のデジタル化の遅れは、世界の中でも相当下の方に位置することが解り、実際、我々以上の年輩の方にデジタルとかキャッシュレスといっても「分からない」の連発でしょうか。
そんな中で菅首相の政策で、デジタル庁を発足させました。
デジタル化を一番感じるのは、学校の授業で一人一台のタブレットを使って授業する様子で、まだまだ慣れない子供たちの様子もあるけど、彼らの習得能力は高いから直ぐに使いこなせるようになるんだろうと想像します。
我宮田村議会でも、タブレットを使用させてくれるようになるそうで、ペーパーレス化を図ると共に、こんな時代ではリモート会議なんて事も多々ありそうです。
使いこなすのが大変で、しばらく時間を頂きたいところですかね。
 一方、昨日は約20年ぶりに改訂される1万円札の印刷が始まったとの事で、麻生財務大臣と日銀黒田総裁が並んで新札のお披露目を行いました。
新札は渋沢栄一が載る1万円札に津田梅子の5千円、北里柴三郎の千円札だそうで、お札にはニセ札防止の処置があちこちにされ、世界でも一番の高度な技術が施された新札とか。
渋沢栄一の事は近年ようやく知り、大河ドラマを楽しく見ている私だけど、それはともかく、立派なお札で誰もが欲しい1万円札です。早く我財布に収まって欲しいと願うばかりです。
 でも、一方でデジタル化、キャッシュレス化を推進し、片や新札の印刷。
野党流にいえば「矛盾しているのでは?」という事になるのでしょうか?。
2番が好きな人に聞いてみたいですね、日本が誇る世界一の新紙幣のご感想を。

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