総裁選、市長選序章
2021-8-31
今日で8月も終わり。夏が終わるという印象で寂しさもありますが、気候はまだまだ猛暑との予報です。もう少しの間熱中症などに注意が必要です。
この8月を振り返ると雨、雨、雨としか印象にありません。
また、全国各地で災害が発生し、今もその復旧作業に負われている地域もあるそうです。被災したインフラの復旧も目途がたたず、昨日は我長野県には国土交通相がお見えになり被災地を視察して行かれたそうです。
一刻も早い復旧と再発防止のための施策をお願いしたいものです。
一方、新型コロナの感染も収まるどころか拡大が続き、第5波とは言うけれどこれまで以上の感染者数が出たのもこの8月の特徴でしょう。
我長野県も警戒レベル5を来月12日まで延長し、この間を「命と暮らしを救う集中対策期間」とし対策を強化するそうです。
目下我宮田村の飲食店は多くが閉店中で、まったく活気のない夜の姿だそうですが、もうしばらくこの状況を続けなければならないようで、ストレスを感じます。
そんな中、愛知県常滑で行われた音楽イベントの話にはいくら何でも怒りを覚えます。
愛知県も目下緊急事態宣言下にあり、県民には様々な自粛をお願い、皆さん我慢を強いられている中でのイベント開催は、新聞紙上によればマスクはしない、大声で謳う、いや叫ぶ。飲酒は当たり前に行われ密なんてもんじゃない光景が紙上の写真に載っています。
これには愛知県の大村知事も怒りを露わにし、今後この団体へのイベントの許可をしない事を明言しているそうだけど、現状の法律ではこうした事を「止められない」のが実態とか。
やはり残念だけどある程度罰則規定のある法整備で、こうした感染拡大につながる行為を止めさせることは必要と思っちゃいます。
東京や大阪の繁華街の様子を報道で見て、我慢できない若者達の姿が残念に思えるけど、このイベントはそんな生易しいものではありません。感染者が拡大するのは目に見えてしまいます。
さて、そんな日本の現在の国会の様子は、自民党の総裁選に話題が尽きます。
菅首相の支持率が下がりっぱなしの中、自民党内が慌ただしい動きがみられるようです。
下村政調会長の立候補断念の話は、マスコミに叩かれ突っ込まれる事になってしまいました。首相に呼ばれ、感染拡大防止に全力を挙げるよう指示された挙句あっさり出馬断念の事態に、人気司会者から猛烈な批判を受けました。
二階幹事長を案に批判し、自ら改革をぶち上げた岸田さん。二階さんに「失敬だ」と言われ立場は急変か。他の議員の岸田さんへの支持に注目でしょうか。
その二階さんが菅首相に、自らの幹事長の地位の交代を受け入れる発言したそうで、そうはいっても二階さんも今の自民党への批判はご承知の様子。
しかし、二階さん以外に自民党をまとめられる人が居るのか?は疑問です。でも「政界のドン」って時代でもないような気もするし、かといってバラバラな議員の集合体では弱い。
次の自民党幹事長に注目で、もちろんそこには二階さん自身も含まれます。
でもそこが総裁選の決め手と見えますよね。菅さんが優位になりそうな・・・。
長野市長選に荻原健司氏が立候補を表明しました。元五輪金メダリストで参議員の経験もある荻原氏の出馬は、長野市民にとってどんなものでしょうか。
多分、歓迎する人が多いと思います。長野県人のタレント好きはともかく、知名度と新鮮さは感じますものね。
首長、総裁、総理大臣。どれも国民の先頭に立って引っ張って行ってもらわねばならない方です。
良い政策を持った候補が立候補し、就任してくれる事のみが国民の望みです。