東京五輪番外編
2021-8-11
東京五輪が終われば、甲子園の高校野球が始まりました。
昨年は新型コロナの影響で中止になり、2年ぶりの夏の甲子園大会の開催となりました。
昨年も、結局は各地区の予選に替わる大会は実施されましたので、ならば本大会も・・・という感じにもなりましたが、同じく中止になった選抜大会の出場予定校のみが1試合だけ試合をおこなうという「処置」でしたので、今年は盛り上がるものと期待します。
とはいえ試合は無観客で行われ、いつものアルプススタンドからの大応援はありません。
学校関係者が内野席に、ブラスバンドは50人以内でアルプススタンドから応援可になったそうです。
とはいえ、昨年の3年生は出たくても出られない状況でしたから、今年の出場選手には、思う存分戦って欲しいものです。
さて、東京五輪ロスという言葉があまり聞こえてこないのは、パラリンピックを控えているからでしょうが、それでも一部に「五輪ロス」は感じます。それだけ素晴らしい大会だったという事でしょう。
その反面、この五輪も選手がやる事以外にもいろんな事がありました。
そこで少し振り返る、名付けて「東京五輪番外編」です。
東京五輪は1年延期された事から既に様々な物議を呼んできましたが、直前まで開催を危ぶむ声や中止を求める声が後を絶ちませんでした。
そんな中、まずは日本が対戦するサッカー男子の南アフリカチームから陽性者が出てしまい、日本の初戦が出来るのか危ぶまれましたが無事に試合は成立。しかし、南アフリカはベンチメンバーが少なくなってしまいました。
次には亡命騒動もあり、またまた五輪の難しさを感じる矢先、韓国チームがやってくれました。
選手村の外壁に、日本への挑発ともとれる五輪にふさわしくない横断幕を貼り、IOCから撤去を求められました。
この他、今回の韓国のメディアの様々な報道のしかたやインタビューに至るまで、おかしなことが多く、韓国内でも批判される事になりました。
最後には、大活躍した女子バレーボールのキャプテンにも、変な質問をしたとして批判を浴びる始末。ちなみに今大会では韓国勢の成績が振るわず、かつて日本を「相手にならない」とまで罵倒した姿は無かったですね。
マラソン選手への「仕打ち」も酷く、韓国籍を取得して頑張った他国出身選手への対応も問題でした。
帰国の航空機内で大騒ぎし、機内を汚したりして抗議されたオーストラリアの選手も居たり、外出禁止令のバブルを破って観光して競技資格はく奪された選手も居ます。
やってはならぬ屋外での飲酒も結構やっちゃった選手も居ますが、最後にバッハ会長自身が銀ブラしたんじゃシャレにもなりませんぜ。
日本の国内でも色々。
特出すべきはせっかく報告に来て、見せてもらった金メダルをいきなりかじった名古屋市長。これは今でも、いや、今後も批判の的になるものと思われます。
何が酷いって、私はこれが一番あってはならぬ事、酷い事だと思っています。
選手が懸命に頑張り、目標にしてきてようやく勝ちとった金メダルを、事もあろうに何者でもない市長がかじるなんて、選手でなくても許せません。
この他、期間中ずっと「中止、中止」と言い続けてきた野党の国会議員さん達。ツイッターでいちいち文句を言う「二番じゃダメなんですが?」の方も相変わらずの発信でした。
金メダルへのお言葉がどうだったのか、見てないから知りません。
最後に某局がやらかした打ち上げ、転落事故は唖然です。
国民もマスコミも、身を挺して守るべきことは守り、自らを律して次のパラリンピックを迎えねばなりません。