ショートで10打の試練

2021-6-28

 東京五輪が1か月足らずで開幕する先週末。
国内外で代表選手選考試合などが行われ、陸上は注目の男子100mなどで代表選手が決まりました。
昨年の今頃だったら・・・という選手も中には居ると思われますが、ここに調子のピークを持ってくることもアスリートには求められるところ。
名前だけでは出場できないのが五輪の厳しいところでしょうか。
 私的には注目の代表争いは女子ゴルフでしたが、国内ツアーで目下ランク2番目の稲見がまさかの予選落ち。
同3番手の古江彩佳と、4番目の渋野日向子選手の結果次第で決まる五輪出場権ですが、優勝が条件とされた国内ツアーで11位に終わり出場ならず。
実績ならこの人、渋野選手ですが、彼女はアメリカでのメジャー大会に出場中。ここで5位以内なら逆転出場権という試合だった。
しかし、2日目まで苦戦で予選落ちの危機も、ラスト2ホールで奇跡のイーグル、バーディーを取り予選を通過。
既に代表に決まっている畑岡も予選落ちというから、やはりアメリカツアーは厳しい戦いの場
 だが、残念ながら渋野には更なる不運が立ちはだかったそうな。帯同キャディーが2日目ラウンド後に新型コロナ陽性反応が出て出場できない事に。渋野自身も朝まで出場できるのか解らなかったという。
何とかプレーできたが、初めてのハウスキャディーを急遽頼んでのプレーも、言葉が通じないなど全く厳しい条件下でのラウンドとか。
そして悪夢は7番のショートホール。ライブやビデオでも見てはいないけど、何とこのホールで池ポチャを4発連発し、スコアは10。
ゴルフが下手くそな私でも、ショートホールで10叩くことはあまり記憶が無いけど、プロでもごく稀にある事も。
タイガーウッズがやはりメジャー大会で池ポチャを連発し、10叩いたのは記憶に新しいから、渋野とてこういう事もあるんだろう。いや、あってしまった。
キャディーと上手く会話が出来ず、距離の間違いだとされるが、残念ながらゴルフは厳しい競技でこれは致命傷。
それでもその後立ち直り、何とかスコアを上げて行ったというから彼女の精神力には感心します。
 アマチュアの私たちなど、このような大たたきホールを出すと精神的に切れてしまい、その後もプレーが雑になったり楽しくなくなることが多々。
プロ選手と言えども、この大たたきはショックと絶望感に駆られ、人によっては棄権という選択をする選手も居てもおかしくない。それほど絶望的なショートホールの10打。
3R終了後にはインタビューで号泣したそうで、度重なる不運に同情したくなったけど、今朝の結果で最終的に40位タイ。最終日はー5だからよく頑張ったようです。
 この結果、畑岡奈紗選手と稲見萌寧選手が代表に選ばれる事になりそう。
フィリピン代表で出場する笹生優花選手と共に、日本の女子プロゴルファー代表の二人に頑張ってもらいたいものです。最終選考ラウンドで二人とも予選落ちは残念だけど、ゴルフは毎試合まったく違う結果になる事も多々ある。
今年は稲見選手の好調ぶりが目立つし、畑岡も先日は笹生とプレーオフの優勝争いをしたばかり。期待したいですね。
 さて、昨日はプロ野球の西武戦にも注目でした。
宮田村出身の水上投手が0-5の6回に登板。実はネットライブで見ていた私は、試合展開からかなりの確率で水上登板を予感していましたから、出てきた時は「よっしゃー!」。
1イニングをきっちり抑え、味方の反撃を待つも、得点が出来ない味方に対し、西武の投手陣がその後は掴まり0-10の大敗となった。
それでも、ヒヤヒヤしながら見る楽しさはやっぱり本物のプロ野球の1軍戦。
こうして少しずつ実績を上げ、重要な場面で投げられる投手に育って欲しいもの。活躍に益々期待します。

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