水上対マー君

2021-6-24

 プロ野球は、現在オールスター戦や東京五輪を前に丁度シーズンの半ばの戦いを繰り広げているというところでしょうか。
今は正直、日本のプロ野球よりもアメリカ大リーグで活躍する大谷選手の活躍ばかりが報じられ、目立つものですが、いやいや日本のプロ野球も熱い戦いを繰り広げています。
 てな事で、昨晩は久しぶりにナイター中継をテレビ観戦しようと帰宅。
何時もなら、当然のように巨人戦を観戦するところだけど、昨日は巨人戦をちらっと見てチャンネルをチェンジ。
お目当ての試合は西武対楽天の一戦。
予告先発で、楽天はマー君こと田中将大投手の登板が発表され、西武はルーキーの佐々木投手の登板とされていました。
もちろん楽天・田中投手がお目当ての事と思われるのが普通だけど、いやいや、今はすっかり西武の投手陣に注目です。
佐々木投手は、昨年のドラフト2位で社会人野球から入団した新人左腕。そしてこの6月から1軍に上がり、ここまで中継ぎ投手として登板し、ついにつかんだ初の先発投手の栄誉。
そして、佐々木と同時期に1軍昇格を果たし、同じ試合でプロ初登板を果たしたのが我宮田村出身の水上由伸投手であります。
 昨日は、相手がマー君であることや、佐々木投手が初先発であることなどを考えると、かなりの確率で水上投手の登板がありそうとの予測から、巨人戦じゃなくて西武戦を見ることにしていた私であります。
 試合は私が見始めた頃には既に西武が2点を失い、佐々木が懸命に投げ込むもピンチが続く戦況。
一方のマー君もイマイチでピリッとした投球ではない様子。西武が同点に追いついたあたりから、私の「予感」がどんどん高まる事に。
そして4回裏に西武が逆転し、佐々木が5回を投げれば勝ち投手の権利が出るという矢先、その前、2回ぐらいからブルペンで投げ込む水上投手の姿が映されていたが、アナウンサーが「投手交代」を発する。
場面は1点リードの5回表。水上投手が呼ばれマウンドへ。
1点リードで、相手投手が田中マー君という場面で投げさせてもらえるのは、結構信頼されつつある証と思い、そこから一球ごとに声援が始まる。
新人投手が次々に登板することに、解説者も「西武の育成は素晴らしい」との話に「(入団先が)巨人じゃなくて良かった」とは負け惜しみじゃなくて本当に思った事。
そして水上が投げる。1アウトを取りほっとしたのもつかの間、次打者に四球を与えて「おいおい!」。
しかし、後続を三振に打ち取り、1イニングを打者4人、奪三振2、1四球で無失点に抑えるまずまずの投球。
解説者も「投げっぷりが良い!」と褒めていたが、何より、アナウンサーが「長野県南部の宮田村出身。宮田村初のプロ野球選手です」と紹介してくれたことが有難い。
このまま西武が勝てば水上が勝利投手というシナリオを描き、プロ初勝利となれば「彼は持ってる」と言いたかったけど、試合はその後楽天が逆転し、結果としてマー君が勝利投手。
今朝の新聞はマー君の久しぶりの勝利を称える記事が多いけど、水上の事は何処にも書いてくれていません。
まあ、結果的にはマー君の方が「持っている」という事になったけど、まだまだ水上投手の戦いは始まったばかり。
何より、宮田村や長野県の方々が彼の登板を心待ちし、1軍で投げる姿に感動することが凄い事。
特に相手がマー君だと思うと、その凄さを余計に感じるものなのです。
今後も頑張って1軍で投げられるように、願わくば1イニングでなく、もう少し長いイニングを任されるようになって欲しいですね。

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