学生達の苦難
2021-5-26
今週はダービーウィーク。競馬ファンには待望の終末だけど、目下の状況下では盛り上がりもイマイチでしょうか。
恒例のダービーの話題はまた後日。
さて、米国が日本への渡航を中止し、東京五輪への影響が益々懸念される事になったけど、英国BBCが「日本人は外圧によって(東京五輪が)中止になる事を願っている」みたいな報道をしていると聞き、そうなのかなぁ~と思う私。
蓮舫さん率いる立憲民主党とは違い、私は東京五輪・パラリンピックは何とか開催して欲しいと願うもの。
もちろんお金の問題もあるけど、人類が新型コロナに打ち勝った姿という菅首相の想いはやや厳しいものの、施設整備や国民の秩序を世界にアピールし、日本の素晴らしさを発信すると共に、何より選手ファーストで、世界のアスリート達が懸命に頑張る姿をここで見たいと思うからです。
少なくとも開催云々は、政治の小道具や批判に扱われることなく、選手の為の大会、それを見守る世界中の人々の「平和の祭典」であるべきと思っています。
新型コロナを収束するに至らぬ現状は確かに厳しいですが、最善を尽くしてほしいものです。
野党にも協力して欲しいけど、どうやら枝野さんや蓮舫さんの発する意見の報道では、あくまで「中止!」の一点張りのようで残念です。
ところで、新型コロナにより様々な変化をさせられている世界中の人々だけど、日本国民の中でもいろんな人が困惑の中、学生たちがどのように暮らしているのかは非常に気になるところ。
昨年度に大学や短大に入学した学生たちの多くが、遠隔授業などを強いられ、「8割が遠隔授業だった」と答えた人が60%に上るという記事を見つけました。
我宮田村や長野県のような地方から、都会の大学へ進学する場合にはアパートや学生寮住まいをしなければなりませんが、県を跨いでの移動が禁止され厳しい状況の中、大学の授業もオンラインとなればアパートを借りて家賃だけを払い、実際にはそこに住めない「ただ払い」の学生も多いとか。
仮に都会に在住しても、このご時世でアルバイト先に恵まれず、やむをえず退学したという学生の話もチラホラ聞きます。
我々の感覚だと、都会の大学へ進学=アパート暮らし=アルバイトみたいな構図をすぐ思い浮かべちゃう、何とも申し訳ない呑気な世代。
それに比べると現状は本当に気の毒としか思えない。
もちろん、アパートやアルバイトはともかく、大学に通えない事と友人が出来ない事が残念だろうと思うところ。
せっかく入学しても中退してしまう学生が居る事も残念でなりません。
日本の将来を担う若者たちの苦難を何とか救っていただきたい。
国会議員の先生方には、こうした若者の心情も鑑みて政策を打って欲しいもの。是非ともお願いします。