選手に五輪辞退を求める下衆行為
23021-5-10
5月も中盤になり、宮田村では田植えが始まりました。
これから今月末まで、村内の田圃は水田に変わり、田植えが行われる一年でも一番「良い季節」を迎えます。
そんな中、中国の衛星の破片が地球に落下してくるてなニュースに、またまた中国への不信感をもったもの。
幸いにも衛星はインド洋に落下した模様だけど、打ち上げるだけでなく、その処理もきちんと行って欲しいという世界中の声を聞いて欲しいもの。
それにしても「宇宙ゴミ」とはいったいどれくらい存在するものなんでしょうか?。興味も沸きます。
さて、そんな宇宙にも気を掛ける中、国内ではいよいよ東京五輪が迫り、昨日は各競技でテスト大会が行われたようです。
入国する選手への検査体制や運営など、様々な課題も見つかったようですが、国立競技場や予備グラウンドのトイレが不足てな問題は、もし観戦に行けたら大変重要な問題で、選手は勿論、観客にも苦労させないようにして欲しいもの。
東京ドームのWBCの試合で、トイレが大渋滞で酷い目に遭った事を思い出します。
イチローの打席になると途端にトイレが空き、結局生でイチローの打席を見るのを諦めた・・・なんて事もありました。(苦笑)
その他にも様々な課題があるようです。巨大な大会を運営するにはやはり様々なシュミレーションが必要でしょう。
ところでその五輪へのアンケート。某紙のアンケートでは6割弱の方が「中止すべき」と答え、「無観客あるいは人数制限して開催」と答えたのは39%にとどまったとか。
東京都内の人は更に中止と答えた方が多く、国民の声は中止というのが徐々に大きくなってしまいました。
私にはこれは意外であります。中止する前に、緊急事態宣言下で外出を自粛したり、夜の街に出歩かないことがまず先だと。
そこを我慢しないで五輪だけ中止というのは、ある意味身勝手な行為とも感じます。
「東京に来ないで」より「東京から出ないで、夜の街にも出ないで」をまずは実践してもらいたい。もちろん、飲食店などのご苦労は理解しているつもりですが・・・。
そして、池江璃花子選手への五輪辞退や反対を求めるSNSが寄せられたことには愕然とし、怒りを覚えるのみです。
白血病という大変な病からようやく回復し、何とかつかんだ五輪への出場権。当初は「東京は無理、目指すは次回、パリ大会」と思っていた池江選手が、非常に頑張って掴んだ今の立場。
まだまだ病との戦いや、体力回復に努めねばならぬ中、頑張っている選手に、出場辞退や大会中止をするよう発言を求めるなんて全く意味が分からない。下衆な行為と思います。
昨日の世界での予選の舞台で、マスクを着用しないで大声で叫ぶ選手が居る国あり、世界的な「温度差」が指摘される中、日本国内にもこんな非常識な人が居る事は残念でなりません。
五輪開催云々の前に、日本人の常識、良識を問いたいところです。