明日からいわゆるゴールデンウィーク（以下ＧＷ）が始まります。
従来なら、明日から５月５日まで、長い企業は５月９日までの１０連休となり、嬉しいやら悲しいやらの１０日間を過ごすことになるはずです。
嬉しいのは連休を利用して旅行に出かけたり、それぞれのお楽しみをこの大型連休にて行おうと計画している人たち。
悲しいのは、この時期は年度初めで受注が少なく、いわゆる仕事がないがための休業を余儀なくされる企業の経営者の心情でしょうか。
実は毎年この傾向を見てきたものです。
しかし、今年は、いや昨年に続き今年も様相は全く違い、新型コロナで旅行には行けず、企業もむしろ休業を歓迎する場合もあるのかもしれません。
何ともやりきれぬ事態ですが、田舎暮らしの私たちは県を跨いでの移動を自粛せざるを得ない一方、東京や名古屋、大阪の方々も「長野県へは来ないでください」と言わざるを得ません。
東京都の小池知事が「東京に来ないでください！」と発した時、地方ではむしろもっと大きな声で「東京から来ないでください！」と発したいという声が大きかった事。そして実際に関東や中京方面など、県外ナンバーの車が非常に多い週末だった事を思い起こすと、こちらも東京に行きたくても我慢あけど、東京の方もレジャーに来るのはこの連休は止めて下さいと言うしかありません。
もちろん観光地の悲鳴は聞くに及ばず大変だと承知していますが、あえてこのＧＷはそう申し上げるしかない、ここでくい止めるしかないと思っています。
これは主観ですが、どちらかと言うと都会の方々の方が、この越県移動に対する認識が甘いと感じるところがあります。
田舎に暮らす我々は、東京に出向くことを非常に強く「いけない事」と認識していますが、都会の方は案外「何故長野に行ってはいけないの？」と言う方が実際に多いと聞いています。
小池都知事の言う事は真逆だと思うところが多々あります。
残念ながらこのＧＷも移動を少なくして楽しく過ごす方法を考えざるを得ませんね。
　さて、そうなると楽しみの一つはスポーツ「観戦」であります。
もちろん、現地に足を運びたくてもそういう訳で、県外へ移動は出来ませんから、仕方なく「テレビ観戦」という事になります。
そしてその一つにアメリカ大リーグで活躍する日本人選手の動向です。
今年は何と言っても大谷選手の活躍が目立ちます。
二刀流で臨んだ大谷のメジャー行きですが、昨年までは肘の手術で投げる方はなかなか思うようになりませんでしたが、今年は久しぶりに投げて打っての活躍です。
ホームランが多いのもここまでの成績で目立つところですが、投手としても久しぶりに登板しています。
「２番、ピッチャー大谷」は、大リーグでは非常に珍しい事。いや、日本のプロ野球でも滅多にお目にかかれない光景です。
しかも、本塁打王争いをしながら投手として登板するのはあのベーブルース以来１００年ぶりと言うんだから凄い事です。
そうはいっても大リーグは実力世界一の世界。打率や投手としての成績は常に問われ、少しでも下降すれば出場機会は減ることは確かだけど、このまま頑張って欲しいもの。
「大谷さ～ん」というあの実況は無いけど、活躍を期待します。
「ベーブルース２世」を名乗れるのは、大谷選手しかいませんね。