今朝も非常に冷え込んだ宮田村です。
昨年は新型コロナが丁度今頃から現実味を帯び、様々な行事が中止になって行った事を思い出します。
毎年恒例の地区分館事業のソフトバレーボール大会も、昨年は練習日までは設けたものの、大会は中止になりました。
一昨年の大会で足首をひねり、引退宣言をしたことを思い出しますが、それも大会中止では話題にもできないものです。
今年も残念ながら中止の連絡が入り、この先の行事も次々に中止との連絡が入ってきて残念です。
特に、恒例の「お花見」を中止し、状況によっては秋に「紅葉狩り」を行いたいとする通知には複雑な思いです。
我地域では、毎年４月に「お花見」と称して宴席を設け親睦を図ってきましたが、昨年は新型コロナの影響で中止。
今年も残念ながら４月の宴席は難しいとの判断から、中止を決めたものの、そうはいっても地域の親睦も必要との判断から秋になって状況が改善すれば「紅葉狩り」という形で宴席を設けたいとの班長さんの意向のようで、大いに賛同しています。
「紅葉狩り」とは、なかなか聞きなれない方も多いと思いますが、紅葉を見ながら飲食をするという、日本人ならではの風流な催しであります。
しかし、まずは春の「お花見」が大事であります。
今朝の新聞報道では、桜で有名な隣市の高遠城址公園では、今年こそ桜まつりを開催したいとの意向だそうな。
その昔は、高遠町は桜のシーズンの観光客で一年のほぼ大半の稼ぎをするなんて話もあったほど、桜で潤った町として有名です。
「天下一の桜」と自称するその桜は、タカトウコヒガンザクラと呼ばれ、ややピンクの花は満開時には見事な景色を醸します。
今年こそ・・・の願いを込めて、今から楽しみにしたいものです。
こうして少しずつ、普段の状況に戻る事を願うばかりです。
いかにかつての日常が「優雅」だったかと思わされる今年です。