東京五輪悲観論

2021-1-25

 大雪が心配され、除雪の対応を迫られると思っていた先週末は、幸いにも雪ではなく雨が降り、助かったという人が多い宮田村です。
しかし、今朝は気温が0℃ですがすぐそこの西山は真っ白く雪化粧していますから、紙一重という事だったと思います。 
 さて、横綱不在で、関係者から多くの新型コロナ感染者が出ながらも強行した大相撲初場所は、平幕大栄翔の初優勝で15日間を終えました。
何より15日間場所が無事に終えられた事が関係者にとってはホットするところでしょうか。
場所前に多くの感染者が見つかり、幕内力士16人が休場する中、場所中にも更に感染者が出て窮地も、千秋楽までこぎつけました。
「強行」とも言えそうな今場所の開催は、大関3人の内カド番で迎えた2人は結局11勝。今場所の結果次第で横綱昇進が期待された貴景勝は不振続きで途中休場という残念な結果に。
それでも正代が最後まで優勝争いを繰り広げ、場所を盛り上げたのは流石。ただ、終わってみれば11勝4敗で朝之山も同星。
来場所は横綱も引退をかけて登場してくるだろうし、照ノ富士の大関再昇進など話題は多い。
ただ、新型コロナがどのような状況になっているのか、3月の春場所の頃の状況が今から心配されます。
 3月と言えば、IOCの方々から、東京五輪の開催をどうするのか3月には結論を出したいてな意見もあるそうな。
そして、気になるのが最近のマスコミや新聞の論調。イギリス紙が「中止を決めた」と報じ、日本国内から顰蹙を買ったのは先週の話だけど、その後もこの夏開催を危ぶむ論調が多くなったと感じるところ。
ある評論家曰く、新聞やマスコミが開催中止をむしろ煽るような論調が多く、政府やIOCが何も言っていないのにマスコミが中止に導こうとしているようにしていると見られてもおかしくない報道だという人も居ます。
確かに何も知らない国民は、マスコミが「開催は難しい」「困難」「対策が不十分」「間に合わない」と報じれば報じるほど信じてしまう。
現実問題、ワクチンが世界中に行き渡り、世界中の人が安心してこの夏日本にやってくる可能性はほぼゼロ。
したがって、世界中から観客や選手を迎えての当初の計画通りの開催は難しいとは冷静に考えれば思うところ。
 しかし、政府もまだ諦めていないこの夏の開催を、マスコミが先に中止の雰囲気を作り出して行く事には疑問を感じちゃう。
ただ、大相撲のように、この夏強行した場合、どんな形の五輪が開催できるのか。また、それが選手や国民、世界中の方々にとって良い事なのか?とは少々考えるようにはなってきました。
それは最近、緊急事態宣言を再発令してもなかなか感染者が減らない状況から感じてしまうところ。
経済損失も莫大なら、経済効果も薄いとなれば、やはり更に一考をと言わざるを得なくなります。
こうしてNET上に上げる事が既に、東京五輪この夏開催に暗雲を投げかけてしまう事と反省していますが、何とか開催して欲しいと願う私。
でも、開催できなかったらどうなるのか?って事も、残念ながら言い出す人が増えるのは必至。そろそろ具体的な対策を打ち出さねばならない時期に来ているとは思います。
 大相撲のように強行して見ても、日本や世界にとって良い事ばかりとは言えないかもしれません。
でも、開催して欲しいです。

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