今日は昔は「藪入り」と言って、奉公先から実家に帰れる日だったと教えられ、職人さんは小正月休みとされた日と認識しています。
近年は成人の日が１月第２週の月曜日になってしまったから、小正月の感覚が少し変わりました。
　そして今日から大学入学共通テストが行われます。一年で一番寒く、雪の多い時期の試験に対して反論もありますが、結局この時期に共通テストが行われることはなかなか変えられないようです。
例年雪が心配されますが、我伊那谷周辺は今朝は曇。午後は雨または雪の予報のようです。とりあえず受験生の足に問題がない事を願います。
更に今年は、新型コロナの問題が大きく、大学入試試験に大きな影響が出ていると想像しますし、実際に影響があるようです。
まずは受験地が都会の場合、長野県の受験生にとっては県外に行くことがまずリスク。帰ってきてもしばらく静かに家にいる事になるんでしょう。
もちろん国もいろんな対策をたてているようですが、受験地のリスクから、現役高校生が地方の大学へ志望校を変える受験生もいるそうで、いろんな意味で可哀そうな今年の受験生と思います。
　さて、昨日１月１５日は、昨年、国内で初めて新型コロナ患者が発見された日とされ、新型コロナから１年と記事する新聞が多いです。
また、我長野県ではあの軽井沢スキーバス事故から５年。将来有望な大学生が大勢犠牲になった悲しい日であります。
今年は軽井沢の事故現場近くに建てられた慰霊碑の前で、合同で慰霊の儀式が行われたそうです。
新型コロナでバス業界は大変な状況と聞いていますが、その中でも安全には十分配慮してほしいと願うばかり。
　そしてもう一つ、明日１月１７日は阪神淡路大震災から２６年目の日です。
毎年つぶやいてきた鎮魂の念の日ですが、今年もあの大災害を忘れることなく、今後の日本の発展を願う日としたいものです。
新型コロナも含め、自然界や人間を取り巻く環境は厳しい中、バス事故のように人災も起きてしまう世の中ですが、気を引き締めるべきところは引き締め、注意すべきところは注意して油断なく過ごすしかありません。
　厳寒のこの季節は、過去を振り返ればあまり良い事が少なかった気がしてしまいますが、早く新型コロナを封じ込め、今年は何事もなく良かったと言えるようになりたいものです。