早速動き出した菅内閣。その目玉とも言うべき行政改革で、河野行革大臣は深夜にわたる新閣僚会見を「さっさとやめればいい」と一蹴し、続いて「縦割り１１０番」と名付けた自身のホームページ上での投稿サイトを開設。
これに反応した国民が直ぐに投稿して３０００通のメールが寄せられ大反響とか。
あまりの反響に少し休止して整理するほどの事態だそうだ。
何より大事なことはこの「スピード感」。就任し、新内閣が動き出したらすぐにこういった具体的な動きをしてくれると、何となく期待感が高まるものです。
反面、相変わらず失言をする方も多く、特に安倍内閣の閣僚に失言ばかりする人が多かったのは確か。
１強だったから許された訳じゃないけど、安倍政権だったから持ったものの、これからはそんな大臣ばかりでは足を引っ張られるばかりで敵わなかっただろう。
　さて、菅政権のもう一つの目玉はデジタル改革相。先進国の中では遅れていると言われる我が国のＩＴ化を進めるべく、新たに設置しようという新分野の省庁。
しかし、残念な事にこのタイミングでドコモ銀行の問題が発覚し、キャッシュカードや電子決済への不安が募る事態となってしまった。
　実は私、先の村議会一般質問で商店のキャッシュレス化推進を訴えてみました。これからの時代には必須の電子マネーやキャッシュレス決済を宮田村の商店や飲食店に広め、現金を持たなくても買い物や飲食が出来るようにする必要性を訴えてみました。
しかし、詐欺や銀行の不手際があまり出てしまうと、年輩の方を中心に拒否反応が起きる可能性が高く、菅首相のデジタル化にも影響する可能性があります。
そういう意味で、今問題になっている詐欺問題は早く解決し、セキュリティーの問題解決をしっかり図ってもらいたいもの。
　話は少しずれましたが、更に菅さんのお墨付きはＧｏＴｏキャンペーン。
この新型コロナ禍の中、経済再生のためには感染拡大防止と共に、経済を動かす事が必要と、官房長官時代に政治生命をかけて取り組んだ政策。
既に多くの方が利用され、今後もＧｏＴｏトラベルにイートを含めて更に国民の経済活動を促す方針のようだけど、残念ながら私の周辺は今のところこれに乗って旅行しようという話にならない。
とにかく県外に出る事への抵抗と躊躇があり、旅行どころか出張も出来ないありさまで、これは何とかして欲しい。
　さてさて、そうはいっても新政権。支持率もある調査では６０％を超えているというから人気は高い。
早速動き出す「速さ」も売りにして、日本をいい方向に導いてほしいもの。
特に「縦割り行政の打破」には大いに期待しています。