新病院建設計画は厳しい
2025-12-24
今朝は雨の宮田村です。かなりの雨量で、雪に変わらぬことを願うばかりです。
昨日は日本のロケットが打ち上げに失敗とのニュースに残念な気持ちです。
ロケットの打ち上げ失敗事態も残念ですが、GPSの精度が上がることを願う者としては、その段階が遅れるとのことが残念な思い。
さて、昨日は伊南4市町村の行政で構成する伊南議会にお役目で出席してきました。
各市町村と同様に、職員の報酬引き上げや旅費の値上げなどの議案を承認したのち、全員協議会で昭和伊南病院の計画見直しの途中経過の説明がありました。
昨日は一般質問である議員が、この物価高のご時世に新築ではなく現在の施設の改修で賄えないか?との質問をしてましたが、改修費用やこれからの建物の基準を考えると新築の方が得策であるとの答弁でした。
現状、国内の多くの病院は赤字経営が伝えられ、当病院もご多分に漏れずというところですが、建物などの老朽化は致し方ないところ。
当初計画では167億円を見込んでいた建設費は、当初設計の過程で271億円との試算がなされ、見直しを余儀なくされています。
当初描いていた理想の全室個室や病床数を変更し、相部屋や病床数を減らし、建築費を抑えるとの説明でした。
正確なところは2月に示されるそうですが、現在の経済状況の中での移転新築の難しさも感じるところです。
病床数については、私はもう少しこだわって欲しいと願い「(病床数を)あまり減らすと医師が病院への魅力を感じず、来てくれない事も考えられるので再考を」と意見してみましたが、人口減少とコスト高は現実問題深刻です。
199床の計画が、160床程度の見込みとされるそうです。
現実は厳しいという事ですね。