夜空を照らす希望の大輪!

2020-6-2

 昨晩は全国で一斉に花火が打ちあがり、大空に新型コロナ終息を願う大輪が咲いたそうです。
残念ながら打ち上げに関する情報を得ていなかった事と、宮田村には花火業者さんが居ない為、飯島町の業者さんが上げた花火の音と言うか、気配だけ感じるという残念な結果になりました。
 元々花火とは、疫病退治の願いを込めて打ち上げられてきたものだそうで、今年は新型コロナの影響で全国のほとんどの花火大会が中止になり、花火業者も大変な痛手でしょう。
そんな中、少しは打ち上げないと技術的にも問題が出たり、そう言っては失礼だけど在庫を抱える訳にも行かない事情もあるだろうから今回の打ち上げが実現したのかもしれません。
打ち上げ花火と言えば、宮田村では唯一ぎおん祭に商工会が寄付を募って上げるもののみですが、今年は御多分に漏れず神事以外の祭り行事は中止。
本来祇園祭は、京都などで疫病退治の願いを込めて祀られた神事と神輿や山車が元と聞くからやはり寂しい限り。
 今年は全国で有名な花火大会がほぼ中止で、残念ながら夜空に輝く大輪の花を見られる地域は無いから、昨晩のそれは予告して欲しかったとも。
 さて、この他にも恒例行事が自粛や中止されるものが多いです。
昨日6月1日は我村は毎年開山式が行われ、中央アルプスと宮田高原の安全と夏山の観光の弥栄を祈念します。
私も仕事がらも含め、既に20年くらいは毎年6月1日のこの神事に参加させていただいてきました。
時には観光協会の一員として、時には消防団長のお役目としての参加で、山の安全と工事の安全も含めて礼拝したものです。
以前は直会の席で地ビールやワインで、地元産の鱒の燻製などを肴に賑やかな直会を行い、凄い時にはそのまま飲食店を空けて貰って暗くなるまで飲み続けた事も。
今では懐かしい風習ですが、残念ながら今年は縮小の為、我々までお声がかかる事は無く、何十年ぶりかに不参加となりました。
それでも山の安全と観光客や工事関係者の安全を願う気持ちは同じです。直接お祓いは受けられなかったけど、気持ちの中で念じておきます。
こうして大事な行事が次々に中止され、残念でならない気持ちが益々増えてきてしまいます。

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