ついに昨晩、安倍首相が緊急事態宣言の全面解除を発表しました。
これにより一応、全国で通常の生活や営業がなされる事になると思われます。但し、新しい生活様式は続けなければなりません。
昨日は我家の家計にも１０万円の給付金が入金され、家族皆で公平に分配。但し、家内は「食費は私持ち？」とブツブツ。
それはともかく、既に緊急事態宣言解除から２週間目を迎える我長野県宮田村ですが、飲食店や飲み屋さんは一昨日まで営業自粛しているお店が多く、先週末に馴染みのお店から「２５日から営業しますからよろしく」との電話を頂いていました。
　昨晩はとある会議に出席し、久しぶりに夜の巷を徘徊しようと飲食店に。そこからはしごをしてみましたが、何処も常連さんが少しずついらして久しぶりに夜の巷の雰囲気を思い出しました。
とはいえ、まだまだ客足は鈍そう。なかなか元のように気軽に飲み歩けない状況はあるようで、それこそ行政からの安全宣言、もう飲み歩いても良いよ宣言が欲しいかな？と。
　さて、今後も三密には注意しながら徐々に元の生活に戻りたいと思いますが、それにしても日本という国は本当に素晴らしいと改めて思うもの。
他国では雁字搦めの外出禁止令や営業停止、禁止を行っても感染が広がるのに比べ、日本はせいぜい自粛。あるいは要請。
それでいて感染者数は諸外国に比べて非常に少ないそうだ。
日本の文化と日本人の清潔感が新型コロナ感染拡大を防いでいるという話は頷ける。
まず、家に上がるとき靴を脱ぐ。日頃から帰宅すると手を洗う習慣など、何気なく行っている行為が非常に衛生的だという。
願わくば早くワクチンと治療薬の開発をして欲しいけど、こちらは時間がかかりそう。頼みのアビガンの効果も未だ確認されないみたいだとか。
　そして、日本人の悪いところ。
実は我長野県のこの地域で、先に新型コロナ感染が発覚した方のご自宅に落書きや投石をして、いわゆる「いじめ」や誹謗中傷をする人が居て、気の毒にその家族、家に居られず引っ越しを余儀なくされたという噂を耳にします。
残念ながらこれは１軒に留まらず、次々に「家出」せざるを得ない人が出てきているとの話に愕然とする。
今、女子プロレスラーの訃報が問題になっているけど、誹謗中傷は本人がまったく悪質な行為に走った場合以外でも起きるのが今の日本の社会らしい。
新型コロナとて、感染したくてしたわけじゃない。残念ながら都会に出向いたり、都会から帰省してきたら感染していたという話。
まあ、中には感染を知りながらばら撒くような行為に走った人も居るそうだけど、それは特例と思う。
田舎、いや地方だと、感染者の身元がバレやすく住まいの特定が簡単ですから余計にそんな事になるという。
個人や家族への誹謗中傷や傷つけるような行為は控えてもらいたい。ここが日本人の悪いところでしょう。
やれやれ、元の生活とはなかなか遠いもののようですね。