どっちもどっち

2020-5-19

 新型コロナ対策に各国政府が苦慮していますが、日本は今週に入って感染者数がかなり減り、少し明るい兆しが見えますが、もちろん油断はできません。
そんな中、昨日はGDPがリーマンショックを上回る悪さで、日本の景気も戦後最悪の状況になるとの発表がありました。
アメリカもほぼ同様で、アベノミクスもトランプさんの政策もここまで好景気を築いてきたのに新型コロナで一気に急降下となってしまいました。
 さて、その日本政府に対する国民の声も日に日に厳しくなってきました。
先週末の世論調査では、安倍内閣の支持率が急降下し、ついに不支持が支持を上回る事になったそうです。
新型コロナ対策が思うように進まぬ中、検察庁法改正に対する非難が大きいようで、昨日これについては今国会での成立を断念したそうです。
新型コロナ対策は、確かに頑張ってくれているでしょうが、なにせ相手が見えないウィルスである事と、日本は個人のプライバシーや人権が守られているがために対策に効果が発揮できない事もあるような。
でも、確かにアベノマスクは未だに配布されず、あんなに大騒ぎしたのに緊急事態宣言解除の後にようやく配布される模様、いや、何時配布されるのか未だに解らない。
また、30万円を10万円に代えて全国民に配布することに変更した事への批判も多いが、速やかに配布というには少し時間がかかり過ぎかと思います。
また、オンラインでの申請よりも郵送の方が早く国民の手に届くなんて話もあり、我が国のネット状況が意外に進んでいない現状も明らかになってきたとか。
大変な苦労や政策を考え、行なっているんだろうけど残念ながら国民の政府への不満は高まっていく一方です。
 一方の野党。こちらもお粗末な話ばかり。
衆議員の副議長なる方が、事もあろうに緊急事態宣言の最中のGWに地元に帰り、何らかの施設に行った事が判明。あるマスコミに追及されて逃げまくる一手とか。
福山立憲民主幹事長も、参議員予算委員会での参考人質疑にて参考人として招致した政府専門家会議の尾身会長に対し、自らの求める意見と違う発言をされてそれを遮るという行為があったとか。
PCR検査の数が足りない事を批判するつもりだったようだけど、PCR検査の認識は専門家の解釈では多ければ良いというものでもないらしく、立憲民主党の求める「回答」を得られなかった事で発言を遮るという暴挙に出た様子。
せっかくの参考人の意見を言わせないんじゃ招致した意味がない。
このPCR検査の問題は、単に数の少なさだけに問題がある訳ばかりでも無いようで、素人には解らぬ事情もあるようだ。
いずれにしても未曽有のピンチ、新型コロナ対策に、与党も野党も有効な「これぞ決定的有効手段」は無く、ワクチンや治療薬の早期開発を待つしかないのかな?とも思う。
野党に任せられないというのは、先の方みたいに自分勝手な行動をこそこそしておいて隠れる姿にもある。
人の批判はするけど自分への批判はかわす。他人に厳しく自分に甘い姿勢はやはり批判されますよ。
今回は「どっちもどっち」でしょうか。

お問い合わせ

株式会社 南田建設
〒399-4301長野県上伊那郡宮田村1467
●TEL (0265)85-2471
●E-mail minamida@siren.ocn.ne.jp
●交通・・・下図をご参照ください。

耳より情報

詳しくは画像をクリック!

施工例

詳しくは画像をクリック!